奈良県御所市で楽しむ世界に一つだけのレジンテーブル制作体験

手作りの魅力を体感するレジンテーブル制作体験

奈良県御所市に位置するエコロキアでは、独自の「レジンテーブル制作体験ワークショップ」が定期的に開催されています。このプログラムでは、参加者自身が天然木と透明樹脂を組み合わせた家具づくりを体験でき、完成品を持ち帰ることができます。御所市は木工の伝統が根付いており、この地域ならではの木材が選べる点も魅力です。特に、木の持つ個性や歴史を活かしたテーブルを作ることで、一つ一つ異なる表情を持つ家具を仕上げることができます。

木材選びから始めるものづくりの旅

ワークショップは全4回の工程で進められ、初回は木材選びです。受講者はスタッフのアドバイスを受けながら、自分の好みやテーマに合った一枚を選びます。この選定作業は、単なる道具を作る行為ではなく、思い出のコインや写真を埋め込むことで、個々のストーリーを背負ったオリジナルの家具となるため、非常に重要なステップです。その後は、型枠づくりを行い、木材に合った形を決定していきます。これは、作品の仕上がりに直結します。

レジンの流し込みと魔法のような瞬間

次第に進む工程では、透明樹脂であるレジンの調合と流し込みが行われます。参加者は、硬化剤との比率に気を配りながら、イメージに合った色素を加え、木材の表情に合わせて流し込む工程の緊張感を楽しみます。透明なレジンが木の隙間に流れ込む瞬間は、多くの参加者にとって感動的です。このプロセスを経て、木材とレジンが一体化していく流れは、まさに手作りの醍醐味を感じさせてくれます。

磨き上げられる完成形

レジンが硬化した後には、粗削りと研磨の工程が待っています。ここでは電動工具を使い、テーブルの形を整え、次第に美しい仕上げへと進んでいきます。手間をかけることで、木材とレジンのコントラストが際立ち、完成品に独特の存在感が与えられます。最後には自然由来のオイルやワックスを塗布し、手触りを柔らかく、耐久性を高めます。こうした手をかける過程を経て、参加者は自分自身の手で作り上げた家具を目にします。

新たなステージ「プロフェッショナルコース」

2025年には、より本格的に技術を学ぶ「プロフェッショナルコース」も新設され、これから副業や事業化を目指す人々のためのプログラムが用意されています。このコースでは、木材やレジンの特性を詳しく理解し、デザインや精密加工、さらには販売ノウハウまでを学ぶことができます。初心者でも各段階での指導を受けながらスキルを磨ける環境が整っています。