手帳『Re:Buddy』がデビュー
伊藤手帳株式会社が新たにリリースした手帳『Re:Buddy(リ:バディ)』が、2025年9月1日より一般販売を開始しました。この手帳は学び直しを支援するために設計されており、特に主婦や主夫層のニーズに応えることを目指しています。
手帳のデザインは、開いて表示することで目標と週間スケジュールを同時に確認できるレイアウトが特徴です。週の中で学習計画を一目で把握できるため、日常のタスクとの両立を容易にします。このため、特に資格試験や短期的な学習に対応した柔軟性も持ち、いつからでも開始できるようになっています。
完売の高評価を背負って
『Re:Buddy』は、7月から8月にかけて行われたクラウドファンディングプラットフォームMakuakeにおいて、わずか25時間で目標金額に到達し、その後も達成率321%を記録するなど、大きな反響を呼びました。この成功の背後には、多くの人々が「プロジェクトに伴走してくれる手帳」「背中を押してくれる相棒」として期待を寄せていたことがあります。
手帳は、日常と学びの両立をサポートするため、日々のスペースはToDoエリアやスケジュールエリア、学習エリアに分かれており、効率的に時間管理できる設計になっています。また、進捗を進める楽しさを体感できるように、★マークや塗り絵などの工夫が施されています。
背景にあるニーズ
現在、政府はリスキリングの支援に向けて大規模な投資を行う計画を掲げており、特に主婦層での「学び直し」に対する興味が高まる中、実践できる人はまだ少ないという状況が存在しています。『Re:Buddy』は、これらの声に応えようと、神戸大学の学生たちの考案をもとに開発されました。
ユーザーの声を反映したこの手帳は、実際に「資格を取得したいけれど、時間がない」「日常のタスクとの両立はどうしたら良いのか」というニーズから生まれています。
社長のメッセージと今後の展望
伊藤手帳の代表である伊藤亮仁社長は、「Re:Buddyは、リスキリングの伴走者として挑戦する大人を応援するためにオリジナル設計されました。学ぶ意欲を計画に変える手助けをし、日常生活の中でその意欲を実現するお手伝いができたら嬉しい」と語ります。
今後、手帳業界の進化を目指し、伊藤手帳は次々と新しい製品の開発を予定しており、秋には『VIZIUNO(ビジューノ)』という新作が発表される予定です。この製品は多様なライフスタイルに対応した設計となっており、手帳が生活をどのように支えるかを考え続けていく姿勢を見せています。
まとめ
伊藤手帳株式会社は、これまで88年の歴史を持つ手帳製造の老舗企業です。リスキリングへの取り組みから、ユーザーのニーズに応える製品開発を進めている同社の『Re:Buddy』は、学び直しを希望する多くの大人たちの力強いサポートとなることでしょう。学びを趣味に、そして目標へと変えていく手助けをしてくれる手帳、『Re:Buddy』をぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。