2025年版 兵庫県の住み続けたい街ランキングと幸福度調査
大東建託株式会社が行った居住満足度調査に基づき、2025年の「いい部屋ネット 街の幸福度ランキング」と「住み続けたい街ランキング」が発表されました。今回の調査は、兵庫県を対象にしたもので、多くの住民の意見が反映されています。
調査の概要
調査は2021年から2025年にかけて行われ、38,873名の兵庫県在住者がそのデータに参加しました。調査内容は「幸福度」や「住み続けたい」と感じる街に関するもので、具体的な評価基準が設定されています。
幸福度の評価
幸福度の評価は、1から10までのポイントで「全体的に見て、あなたは今、幸せですか?」という問いに対して、住民がどのように感じているかを示します。このスコアをもとに100点満点の評価でランク付けを行っています。
結果の発表
幸福度ランキング
芦屋市が唯一、偏差値70台の高い評価を得て、昨年の3位から1位にジャンプアップしました。芦屋市はその他の四つのカテゴリでも1位を獲得しており、さまざまな視点から見ても住民の満足度が高いことが分かります。
神崎郡福崎町が2年連続で2位に留まり、宝塚市が昨年4位から3位へと順位を上げました。この結果、昨年よりも順位を上げた自治体として、宍粟市、赤穂市、神戸市灘区が挙げられています。
住み続けたい街ランキング
5年連続で芦屋市が1位を保持しています。ここでも幸福度同様、芦屋市は偏差値70台の高い評価です。また西宮市は2位、神戸市灘区は3位に位置しています。
駅単位でのランキング
幸福度(駅)
幸福度ランキングでは、2年連続で谷上駅が1位を獲得。霞ケ丘駅が昨年46位から2位に飛躍し、苦楽園口駅が3位に選ばれました。これらの駅は住民にとっての「住みここち」が良いことが示されています。
住み続けたい街(駅)
駅単位のランキングで、芦屋川駅が3年連続で1位に選ばれました。他にも西神中央駅や甲陽園駅がトップ3に入っています。特に昨年よりも大きく順位を上げた駅が多数見受けられ、住民の意識の変化を感じさせます。
総合的な傾向
全体的に見ても、住み続けたいと思える街や幸福度が高いと感じる街は、住民が誇りを持ち、愛着を感じやすい場所であることが分かります。これらのランキングは単なる数字ではなく、地域コミュニティの充実を示す指標でもあります。
2025年7月9日に発表された詳細なランキングについては、公式のWEBサイトで確認できます。家を探している人や引っ越しを考えている方にとって、参考になる情報でしょう。