神戸ファッション美術館
2025-08-21 13:11:19

神戸ファッション美術館で開催!永澤陽一特別展の魅力とは

神戸ファッション美術館で特別展「Beyond Creation」開催



神戸ファッション美術館は、2025年9月13日(土)から11月9日(日)までの間、特別展「Beyond Creation-永澤陽一の創造と革新」を開催します。この展覧会では、ファッションデザイナー永澤陽一氏の作品や発想の源流に迫ります。彼は1980年代から時代の最前線で活躍し、独自のスタイルと革新性で多くの人々を魅了してきました。特に、永澤氏はパリでTOKIO KUMAGAIのチーフデザイナーとしてのキャリアを持ち、帰国後は自身のブランド「YOICHI NAGASAWA」を立ち上げ、世界のファッションシーンで存在感を発揮しました。

展覧会では、永澤氏が手がけた多彩なコレクション作品が展示され、彼の創造性や革新に対するアプローチが紹介されます。これによって、来場者が新たなクリエイティビティの息吹を感じ、自身の創造力を刺激されることを期待しています。

開催概要


展覧会は神戸ファッション美術館で行われ、以下の詳細が確定しています。
  • - 会場: 神戸ファッション美術館(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
  • - 開館時間: 10時~18時(入館は17時30分まで)
  • - 休館日: 月曜日、9月16日(火)、10月14日(火)、11月4日(火)
ただし、9月15日、10月13日、11月3日は開館。
  • - 観覧料: 一般 1,000円(団体料金800円)、大学生・65歳以上の神戸市外在住者 500円(団体料金400円)、高校生・65歳以上の神戸市内在住者は無料です。
  • - 主催: 神戸ファッション美術館、神戸新聞社、毎日新聞社
  • - 後援: サンテレビジョン、ラジオ関西
  • - 企画: 株式会社STIL、学校法人国際ファッション専門職大学

展示される作品について


本展では、永澤氏の長年にわたるコレクションから特に印象的な作品が集められています。展示される作品の中には、以下のような特筆すべき技術やデザインが含まれています。

  • - 2003年春夏コレクション「乾いた風に花が咲いたよ」
このコレクションでは、日常的なギンガムチェックの柄と花のテーマを取り入れ、革新的なパターン技術とプリント技術で未来的な表現を実現しました。

  • - 2004-05年秋冬コレクション「狩り」
自然の風景を写し取ったムラ染めのライダーズジャケットが特徴。動きに反応する羽根が、古来の「狩り」を通じて人間と自然との関係を表現しています。

  • - 2006年春夏コレクション「人魚姫」
髪のように細い合成繊維を用いて身体に沿った立体的なフォルムを創出。海のイメージを反映させた色彩で、光の加減によって変わる表情が魅力です。

  • - 2006-07年秋冬コレクション「GAZELLE D’OR」
フランス衛兵隊の宮廷制服を再解釈したこの作品は、服飾の持つ階級的意味を現代の身体に適応させたものです。

  • - 2007年春夏コレクション「銀のスプーン」
彼のパリ時代の思い出やノスタルジーをテーマにデザインされた一品で、過去の美をまとう試みに対する興味が伺えます。

  • - ジョッパーズパンツ《恐れと狂気》 2008年
この作品では、馬が穿くことを前提にした乗馬パンツがユーモラスにデザインされています。衣服と生命体の境界を曖昧にし、思考を働かせる作品です。

同時開催のコレクション展


また、同時開催として「靴と服と時代」も行われます。ロココからアール・デコ、ディオール、そして現代のYOICHI NAGASAWAに至るまで、多様な足元の装いを各時代の衣装と共に紹介します。

この特別な機会をお見逃しなく、ぜひ神戸ファッション美術館で永澤陽一の全天候型の創造力を体感してください。そして、ファッションの芸術性と革新性に触れるこの展示が、皆様のインスピレーションとなることを願っています。


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