誰かのためのスイーツ
2025-10-27 13:53:27

エスコヤマが挑むグルテンフリースイーツの新境地、待っていてくれる誰かのために

エスコヤマが挑むグルテンフリースイーツの新境地



近年、グルテンフリーという言葉が目にする機会が増えていますが、日本人の多くにグルテン不耐症(過敏症)があるかもしれません。このような背景から兵庫県三田市のパティスリー・エスコヤマが本格的にグルテンフリースイーツの開発に乗り出しました。そのきっかけとなったのは、小山シェフの友人が小麦アレルギーを発症したことです。

誰かのために



「友人のために、美味しいグルテンフリーのお菓子を必ず開発したい」との想いがこのプロジェクトの出発点です。グルテンはお菓子の「ふわふわ」「しっとり」という食感に深く関わっていますが、それを使わずに美味しさを実現するのは、難しい挑戦です。しかし、この未知の挑戦に立ち向かうことに強い興味を持っています。

今年の夏には嚥下スイーツを開発する試食会が開催され、直接患者様とお会いする機会がありました。その時、食に制約がある方々も美味しいスイーツを待っていることを実感し、開発への情熱がさらに高まりました。「待っている、誰かのために」という思いが、エスコヤマの情熱の原動力です。

食の制約に寄り添った取り組み



エスコヤマは創業以来、食の制約を持つ方々に向けたスイーツの開発を進めてきました。例えば、卵アレルギーのお子様が楽しめる「ノンエッグショートケーキ」や「ノンエッグサブレ」などです。また、三田市の病院との連携によって、嚥下障害を持つ患者様に向けたスイーツも開発しています。このような取り組みは、エスコヤマの「誰もが楽しめるスイーツ」の理念を具体化したものです。

新たなグルテンフリースイーツの展開



そして、11月1日には新たにグルテンフリースイーツが発売されます。注目のアイテムは次の通りです。
  • - es-グルテンフリーシフォン プレミアムプレーン:2,214円(税込)で発送可能。
  • - グルテンフリー カヌレ ド ボルドー:324円(税込)で、店舗でのみ購入可能。こちらは発送不可です。

これらの新メニューは、グルテンフリーでも美味しさを追求したいという小山シェフの意気込みが反映されています。特に全国的に需要が高まっているグルテンフリースイーツ市場で、どのようにエスコヤマが独自性を打ち出していくのか、今後の展開が楽しみです。

小山進シェフのプロフィール



エスコヤマのオーナーシェフである小山進氏は、1964年に京都で生まれ、2003年に兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」を創業しました。彼はフランスのショコラコンクールで日本人最多の12回に亘り最高位を獲得しており、2019年には「世界のトップ・オブ・トップ ショコラティエ100」に選ばれました。小山シェフはパティシエやショコラティエとしての活動に限らず、絵本の執筆など多面的な創作活動を行っています。これにより、彼の独自の世界観をお菓子作りだけでなく、様々な形で発信しています。

結びに



エスコヤマは、味覚だけでなく視覚や嗅覚でも楽しませてくれる体験を提供しています。1,500坪の広大な敷地には、パンやチョコレートの専門店、お菓子教室やギフトサロンも併設されており、五感で楽しむことのできる空間が広がっています。「The Sweet Trick(お菓子でいたずら)」というコンセプトのもと、エスコヤマは子供からお年寄りまで、すべての人々に美味しさと楽しさを届けることを目指しています。是非、エスコヤマの新しいグルテンフリースイーツを手に取って、誰かのために作られた美味しさを体感してみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

関連リンク

サードペディア百科事典: エスコヤマ スイーツ グルテンフリー

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。