INORIプロジェクト始動
2026-07-03 18:23:22

新たな文化体験を創造する「INORI-祈り―」プロジェクトが始動

『INORI-祈り―』プロジェクトが新たな文化を創造



2025年に始動する「INORI-祈り―」プロジェクトは、伝統的な日本の芸能である能に注目し、ドローン技術を融合させた独自の学びの機会を提供するものです。プロジェクトはMirus合同会社と一般社団法人Dynamic Heritageの共同によるもので、東広島市に拠点を置き、多様な専門家が集まる「クルネットワーク」を基盤にしています。

プロジェクトの背景



能楽は、600年以上も続く古典芸能であり、その中には日本人の心情や美意識が深く刻まれています。しかし、現代社会では情報に溢れ、人々の身体感覚や感受性が薄れてきているという問題が指摘されています。そこで、このプロジェクトは、能がもたらす「究極の引き算の美学」を通じて、視覚や聴覚だけではなく、身体全体で感じることの重要性を再確認することを目指しています。

参加者の体験



能楽師である梅若基徳氏の監修のもと、参加者は能の思想や身体性を体験的に学びます。また、映像作家の鈴木直斗氏による映像的表現を通じて、能楽堂という特別な空間が創出されます。この取り組みは、単なる伝統芸能の保存に留まらず、現代の技術と結びつけることで、より広い層の人々にその魅力を伝えていく計画です。

身体性と感受性の再認識



このプログラムを通じて、参加者たちは「余白」や「間」、さらには「沈黙」といった能の中の要素を体感します。これにより、情報過多の時代において失われつつある感覚を取り戻す機会を得ることができます。私たちが「問いを立て、生き抜く力」を身につけるためには、まずは見えないものに気づくことが大切です。このプロジェクトは、そのきっかけを提供する場として機能することを期待しています。

初公開映像とトークセッション



プロジェクトの始動を記念して、能とドローン映像の初公開が行われ、メンバーによるトークセッションも企画されています。能がもたらす祈りの心と、現代の映像表現との出会いが、新たな文化を引き出す瞬間を楽しめることでしょう。このプログラムは、単に観覧するだけではなく、参加者同士が対話し合う形で新たな視点を生み出すことを重視しています。

東広島SDGsへの寄与



本プログラムは、東広島SDGsパートナー企業の協力を得て実施されており、未来を見据えた持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環となっています。クルネットワークでは、今後も様々な分野の専門家同士の連携を深め、地域を超えたプロジェクトを展開することで、実感を伴った学びを促進していく方針です。

この「INORI-祈り―」プロジェクトが、多くの人々に新たな文化体験を提供し、その中から意義ある学びを得る機会となることを願っています。


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: INORI−祈り− 能楽 ドローン映像

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。