なかよし学園の挑戦
2026-09-05 16:17:13

地雷と戦う未来の子どもたちを育てる「なかよし学園」プロジェクトの教育の成果

地雷と戦う未来の子どもたちを育てる「なかよし学園」プロジェクトの教育の成果



NPO法人なかよし学園は、この8月にカンボジアで実施した教育プロジェクト「カンボジアプロジェクト2026」において、地雷とそのリスクに対する教育(EORE)と識字教育を融合した取り組みを行いました。本プロジェクトは、地雷の影響が残る地域で生きる子どもたちに、命を守るための知識を楽しみながら学んでもらうことを目的としています。

おもちゃを活用した新しい教育手法



今回の授業において、なかよし学園は日本のおもちゃ文化「ガシャポン」を活用しました。カプセルの中には、日本の子どもたちが作成した手紙や作品が入っています。子どもたちは、カプセルを開けて中身を見つけることで、楽しみながらコミュニケーションの大切さを学びます。この活動は「遊び」を通じて子どもたちの興味を引き出し、地雷の危険性についての教育へとつなげるものです。

「地雷」を知識だけではなく体験として



カンボジアでは、長年にわたる地雷除去活動にもかかわらず、地雷や不発弾による事故は今でも発生しています。1980年以降、約65,000人が地雷によって被害を受けており、特に子どもたちが多くの危険にさらされています。そこで、ただ知識を教えるのではなく、身体を使って地雷や不発弾の危険性を理解する教育が求められました。なかよし学園は、身体表現や声を出すアクティビティを通じて、子どもたちが自ら主体的に安心行動を学んでいくよう工夫しました。

手紙を書くことの重要性



授業の中で、手紙を書くという活動も重要です。手紙は相手を意識する機会を提供し、文化や生活環境について学ぶ探求心を引き出します。日本からカンボジアに届いた手紙は、双方の子どもたちに「相手を理解する」ための重要な教材となり、丁寧に自分の気持ちを伝える手段としても機能しました。

国際的な繋がりを持つ教育



このプロジェクトを通じて、日本の子どもたちもカンボジアの友達に手紙を書くことで実際に言葉を使う練習ができ、国際理解の促進にもつながります。言葉は教科書の中だけでなく、実在する相手に向けて発信するものとして意識され、学びの場が広がっています。

持続可能な教育のモデル



なかよし学園では、今井基金の助成を受け、現地の教育環境を活かした持続可能な教材の開発にも取り組んでいます。授業の効果を測定するために、前後で評価を行い、さらに地域や家庭に知識が広がるよう努めています。子どもたちが家庭へ帰ることで、得た知識を家族や地域に広め、地域全体での安全意識の向上を図っています。

未来への展望



このプロジェクトによって、地雷の危険を知っている子どもたちが、今後地域での啓発活動の中心となることを目指しています。また、日本とカンボジアの子どもたちが互いに学び合う関係を築くことで、未来志向の教育のモデルを全国に拡げていくことができます。なかよし学園の取り組みは、地雷や安全についての学びを通じて、人とのつながりを育んでいく教育の力を証明しています。

まとめ



なかよし学園が進めるこのプロジェクトは、ただの教育支援ではなく、国際的な繋がりを持つ未来のリーダーを育てるための重要な一歩です。このような活動を通じて、子どもたちが命を守るだけでなく、心をつなげ、他者を理解する力を育んでいくことを期待しています。


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