レトロな魅力を再発見!関西のレトロ建築ガイド
関西には、長い歴史を持つレトロ建築が点在しています。これらの建物は、ただの古い施設ではなく、多くの人々の愛情や思い出が詰まった大切な場所です。その魅力を存分に楽しむために、新たに発売された『ときめくレトロ建築めぐり関西版』を手に取って、ぜひその世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
レトロ建築が息づく街角
本書では、飲食店やショップ、文化施設として現在も生き続けるレトロ建築を多角的に紹介します。特集では、大阪農林会館や生駒ビルヂングといった名建築から、ノスタルジックな雰囲気が漂うレトロカフェや、重厚感あふれるレストランまで、バラエティ豊かに取り上げられています。
特に注目したいのが、芝川ビルや新風館など、各地に点在する名物ビルです。これらのビルは、外観だけでなく内部も非常に魅力的で、多くのショップやカフェが並ぶエリアとしても訪れる価値があります。ティータイムを過ごすためのレトロカフェも充実していて、Salon15 TOOTH TOOTHやカフェ フロインドリーブなど、心和むスポットが目白押しです。
一日でめぐる関西の歴史
また、歴史的な建物を訪れることで、その場所に根付いた文化やアートに触れることができます。大阪市中央公会堂や大阪府立中之島図書館、さらには京都文化博物館別館など、さまざまな歴史建築で過ごす日常が新たな発見をもたらしてくれます。各施設では定期的にイベントが開催されているため、訪れるタイミング次第で異なる楽しみ方ができます。
おすすめショップを巡る楽しみ
本書では、レトロ建築の中に存在するショップも見逃せません。MARcourtや京都村上開新堂、アガット大阪肥後橋など、魅力的なお店が入居しているビルも多いですので、買い物を楽しみながらレトロな空間を体験することができます。
さらに、古い学校をリノベーションした施設も紹介されており、旧御幸森小学校のいくのパークや根元には様々なストーリーがあります。これらの場所では、新しい形での交流や体験が生まれています。
美食とアートの結晶
加えて、名建築が育んだ美食も見逃せません。長楽館のフレンチや東華菜館の中華、旧桜宮公会堂やガスビル食堂に至るまで、素晴らしい料理が楽しめるレストランも多数掲載されています。特に歴史ある建物での食事は、一層その価値を高めます。
さらに、神戸文学館や京都市京セラ美術館など、美術館としても活用されるレトロ建築が点在しており、アートを楽しむのにもぴったりです。
まとめ
『ときめくレトロ建築めぐり関西版』は、関西のレトロ建築の魅力を再発見するための一冊です。歴史を感じると同時に、多様な文化や食と出会えるこのガイドブックを片手に、ぜひ関西の街を歩いて、その魅力を体感してください。発売日は11月27日、書店やネット書店で購入することができます。定価は1,210円ですので、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。