安全なAI活用を実現する「マモルオ」
兵庫県神戸市を本拠地とするLRM株式会社は、AIの安全な活用を推進する新たなサービス「マモルオ」を2026年7月28日に提供開始します。このサービスは、企業がAIを利用する際に直面するリスクを軽減し、効率的な活用を促進するものであり、初年度で1,000社の導入を目指しています。
「マモルオ」は主に二つの要素から成り立っています。ひとつは、自社開発のAI利用状況可視化ツールであり、もうひとつはAI関連のガバナンスコンサルティングサービスです。AIの導入は多くの企業で進んでいるものの、その活用方法やリスク管理に課題を抱えているのが現状です。特に、IPAが発表した「情報セキュリティ10大脅威2026」において、AIの利用をめぐるサイバーリスクは第3位に選ばれています。このため、企業はAIの安全な活用方法を学び、効果的にリスクを管理する必要があります。
サービス提供の背景
AI技術は業務やサービスに不可欠な存在となり、競争力の源泉でもあります。しかし、実際のところ、多くの組織はその導入に踏み切れずにいます。これが、企業が直面する「AIを使うこと」と「守ること」の難しさを反映しています。LRMは、この課題を解決するために「マモルオ」を設計しました。
このサービスでは、まずAIの利用状況を簡単に把握できる仕組みを提供します。これにより、企業はどの部門でどのようにAIが使われているかを理解し、リスクがどこに潜んでいるのかを明確にできます。これに続いて、ガバナンスコンサルティングによってリスク評価と対策を支援し、最終的にはAIの利活用を促進するステップに進むことができます。
サービスの特徴
「マモルオ」は、AI活用において以下の3つのステップで支援を行います。
1.
今すぐ、安全に使い始める
AI利用状況の可視化ツールを使い、誰がどのAIをどのように使っているかを把握します。これにより、組織内のAI利用の全体像を明らかにし、必要なデータを得ることが可能です。
2.
リスクに備える
収集されたデータを基に、リスク評価を行い、対策を講じるためのコンサルティングを行います。AIMSやISMSなどの認証取得支援で得た知見を活用し、実践的なルール構築を支援します。
3.
組織でAIを効率的に活用する
活用状況データを基に、業務に適したAIエージェントの設計を行います。これにより、業務の自動化や効率化を行い、企業の成果向上を支援します。
今後の展望とLRMの取り組み
LRMは、「Security Diet®」を企業理念として掲げ、組織の情報セキュリティを強化するとともに、情報の利活用とセキュリティの両立を目指します。「マモルオ」は、顧客企業における情報活用の新たな一歩を促すサービスとして位置づけられています。今後も、AI活用とリスク管理の両立を進め、より多くの企業に安全なAI環境を提供していくことを目標としています。
LRMはこれまで、2500社以上の導入実績を誇る情報セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」や、情報セキュリティコンサルティングの支援を行っています。そのため、企業がAIを安全に活用するための知識と経験を豊富に持っていることが、信頼性の要素として挙げられます。