ワンピースが創立20周年を迎え、新たなMVVを発表！個性を自由に表現できる未来へ

ワンピース、20周年の新たな出発へ

兵庫県加古川市を拠点にする株式会社ワンピースは、2023年に設立20周年を迎えました。この節目を迎え、同社はミッション・ビジョン・バリュー（MVV）をリフレッシュし、「個性を自由に表現できるつながり」という新たな価値観を掲げることとなりました。

この新しいMVVは、組織全体の自立性を促し、コミュニティの重要性をさらに高めるために設定されました。創業以来、女性向けアパレル商品をオンラインで提供してきたワンピースですが、コロナ禍を経て顧客のライフステージにおける「自分らしさ」が薄れていることを実感していました。これに対処するため、ただ服を販売するのではなく、より深い幸福感を提供するための循環的かつコミュニティ重視のアプローチが求められたのです。

新しいフィロソフィーは、従業員が主体的に議論や決定に関わることによって形成されました。このプロセスを通じて、ワンピースのメンバーすべてが、ただの言葉ではない「生きたMVV」を実感できるようになることを目指しています。

企業の基本理念

ワンピースの企業コンセプトは、「人々の毎日に、幸せや歓びや感動の溢れる世界をつくる」というものです。これは単なる理念ではなく、実際のビジネス活動にも反映されています。具体的なミッションとしては、「おしゃれの楽しさ、繋がる面白さを通じてお客様と共に幸せをつくり、めぐらせ、ひろげる企業になる」ことが掲げられています。

さらに、ビジョンとして「自分らしくおしゃれを楽しむ」を基に、着ること・語ること・集うことを通じて、顧客にその価値を提供していきます。共に夢中になれる仲間たちと喜びや感動を分かち合うことで、メンバー自身も働く幸せを感じられる環境を整えることを目指しています。

コアバリューの再確認

新たなMVVを実現するためのコアバリューも明確になっています。

- 常にお客様と一緒に：共感や共創を大切にし、顧客との関係を深めます。
- 常に情熱をもって：熱い想いを持ち、仲間を巻き込む姿勢が求められます。
- 常に考えながら：本質的な価値を追求し続ける思考力を重視します。
- 常にチームで：多様な意見や個性の受容を促進し、対話を通じて絆を深めます。
- 常に走り続け：勇気を持って挑戦し続け、成長を目指します。
- 常に人とワクワクが循環する未来を創造する：コミュニティを大切にし、幸福感を分かち合います。

代表からのメッセージ

ワンピースの代表、春木晃子氏は、現代社会における孤独や情報の過多、物の飽和状態に対して、コミュニティの重要性を再認識しています。彼女は、「コミュニティは共通の目的から自然に生まれる居場所であり、支え合える関係を築くことで、互いに存在意義を見出していくもの」と考えています。

そのため、ワンピースでは顧客とのつながりを大切にし、彼らの声や体験を重視していきます。物を所有するだけではなく、そのつながりから得られる感覚や思いが人々の幸福度を高め、社会問題を解決できると信じています。これはまさに「推し活」の精神であり、必要とされる社会的価値観に応えるべく、今後もさまざまな取り組みを展開していくことでしょう。