Kura Master受賞酒
2025-06-10 07:25:29

フランスで選出された日本酒と梅酒の受賞酒紹介!Kura Masterコンクール2025

Kura Masterコンクール2025で輝いた日本酒と梅酒



2025年5月26日、フランス・パリで開催されたKura Master日本酒コンクール及び梅酒コンクールの結果が発表され、注目の受賞酒が決定しました。このコンクールは、フランスで日本の酒文化を広めるために2017年から行われているイベントであり、日本酒や梅酒がどのように評価されるのか、多くの人々が関心を寄せています。

日本酒コンクールの結果



今回の日本酒コンクールでは、参加銘柄1083の中から金賞やプラチナ賞が選出され、さらに50銘柄が決勝へ進みました。その中で特に優れた8つの酒が「審査員賞」として選ばれました。この審査は、サケ スパークリング部門から大吟醸酒部門、さらには古酒部門に至るまで、全8部門にわたって行われました。

受賞した日本酒の中でも特に注目を浴びたのは、兵庫県の株式会社釜屋による「力士 大吟醸」です。この酒は大吟醸酒部門での最高評価を受け、品質の高さが証明されました。

以下に、審査員賞を受賞した日本酒を部門別にご紹介します:
1. サケスパークリング部門: 福岡県・喜多屋「喜多屋 スパークリング アワサケ」
2. 純米大吟醸酒(1-35%)部門: 山口県・八百新酒造「雁木 純米大吟醸 鶺鴒」
3. 純米大吟醸酒(36-50%)部門: 千葉県・飯沼本家「純米大吟醸甲子初雪」
4. 純米酒(51-65%)部門: 富山県・富美菊酒造「羽根屋 純米吟醸 富の香」
5. 純米酒(66-100%)部門: 神奈川県・吉川醸造「菊勇 辛口純米酒」
6. 大吟醸酒部門: 兵庫県・株式会社釜屋「力士 大吟醸」
7. クラシック酛部門: アメリカ・Brooklyn Kura「BYx Yamahai」
8. 古酒部門: 秋田県・天寿酒造「天寿純米吟醸平成9年醸造」

加えて、大吟醸酒部門から特別賞「アリアンス ガストロノミー賞」に選ばれたのは、三重県の株式会社伊勢萬による「おかげさま大吟醸」です。これは食とペアリングをテーマにした賞であり、審査員が絶賛する相性を持つ酒として評価されました。

梅酒コンクールの結果



梅酒コンクールでは、73銘柄がエントリーされ、その中から金賞やプラチナ賞が選ばれました。決勝に残った5銘柄の中から、最優秀賞である「審査員賞」を受賞したのは宮崎県・高千穂酒造の「高千穂梅酒」です。この梅酒は、全国的にも人気が高く、フルーティーな味わいが特徴となっています。

審査員について



コンクールの審査は、フランスの著名なソムリエや飲食業界の専門家135名が参加しました。審査委員長にはグザビエ・チュイザ氏が務め、フランスの名だたるレストランのソムリエたちが集結しました。彼は「とても素晴らしい雰囲気の中で審査を行え、まるで魔法のような時間でした。次回の第10回目のコンクールもぜひ楽しみにしていてください」とコメントしています。

授賞式について



授賞式は、2025年9月24日(水)に在フランス日本国大使公邸で開催され、プラチナ賞を受賞した日本酒の中から特に優れた銘柄に贈られる「プレジデント賞」が発表される予定です。受賞酒の詳細は公式ウェブサイトKura Masterで確認できます。

まとめ



Kura Masterコンクール2025は、日本の酒文化を広め、評価する重要なイベントとなりました。参加した酒はそれぞれ独自の魅力を持ち、特に注目を集めた受賞酒は、今後の食文化にどのような影響を与えるのか、期待が高まります。次回のコンクールも楽しみにしたいですね。


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