6歳の少年が夢見た「MSCベリッシマ」操縦室への特別体験
兵庫県西宮市に住む6歳の少年、ゆうまくんの夢が10月13日に実現しました。彼が夢見たのは「お泊りできる大きな船の運転席を見てみたい!」というもので、今回は豪華客船「MSCベリッシマ」での特別な体験が実を結びました。
船への愛情が生んだ好奇心
今年の春、ゆうまくんは家族と共に国内フェリー旅行を楽しみ、その際に船への強い興味を抱くようになりました。「電車には運転席を見れるのに、船はどうして見れないの?」という素朴な疑問が、この夢を育むきっかけとなりました。このたび、MSCクルーズジャパンの協力を得て、彼の願いを叶えようと動いたのです。
特別な日、特別な体験
当日、ゆうまくんはたくさんの特別な体験をしました。まず初めに、メディアにも初公開となる操縦室の見学です。本来は関係者以外立ち入ることができない場所ですが、今回は特別に名誉な機会を得ました。イタリア人の船長に元気よく挨拶をし、船長からサプライズとして船員帽子をプレゼントされました。 その後、船長自らのガイドの下、“聖域”の内部を探検。ゆうまくんは、船の舵を握り、本物の船長席に座り、双眼鏡を覗くなど、夢の中の光景を現実で体験することができたのです。
船長との質疑応答
続いて行われたのは、ゆうまくんによる船長への質問タイム。操縦は難しいのか、操縦室は船のどこにあるのかなど、日頃から抱いていた疑問を尋ねる場面があり、船長は優しく的確に答えてくれました。
豪華客船内を巡る探検
その後は、MSCベリッシマの内部にも足を運びました。屋外のウォーターパークやバスケットコート、まるで一つの街のように整備されている船内を探検し、まさに夢のような体験が広がっていました。
ゆうまくんとお母さんの感想
夢が叶ったゆうまくんは「大きな船の操縦席を見ることができてとても嬉しかったです。船長さんはかっこよかった!グラッチェ!チャオ!」と笑顔で感想を述べました。お母さんは「息子がこの日をずっと楽しみにしていたことに感動しました。またこの船に乗りたいと言っていました。家族皆で素晴らしい時間を過ごせて感謝しています」と感謝の言葉を述べました。
舞台となるクルーズ客船「MSCベリッシマ」
MSCベリッシマは、ソフィア・ローレンに命名され、2019年に就航した最新のフラグシップ船です。長いLEDドームがあるプロムナード、屋外のウォーターパーク、キッズ専用エリア、豊富なダイニングとバーを有し、クルーズ旅行の醍醐味を提供しています。さらに「MSCヨットクラブ」では、バトラーサービスを受けられる特別な体験ができるため、大人から子どもまで全世代が楽しむことができます。
自分の夢を実現させたゆうまくん。この思い出が彼の未来をさらに輝かせることでしょう。夢のサポートを続ける「ララゆめ」の活動にも期待が高まります。