世界の風景を病院で楽しむ!Atmoph Windowの寄贈
アトモフ株式会社は、兵庫県立こども病院と尼崎総合医療センターに、最新のバーチャル窓「Atmoph Window 2」を寄贈しました。この取り組みは、特に長期入院中の子どもたちが病院内でも世界の美しい風景を楽しめる機会を提供することを目的としています。
「Atmoph Window」とは?
「Atmoph Window」は、世界50か国以上の風景映像とその場所の音を届ける窓型ディスプレイです。利用者は、自然の美しさや街の賑わいを感じながら、自宅やオフィスにいるかのように旅気分を味わうことができます。今回は、子どもたちやその保護者、医療スタッフに少しでも癒しや心の安らぎをもたらすことが期待されています。
お披露目会の様子
寄贈後に行われたお披露目会では、入院中の子どもたちやそのご家族、医療スタッフが参加し、実際に「Atmoph Window」を通して風景を見る体験をしました。夏の花火大会の映像や、魚が泳ぐ美しい海中の様子に、子どもたちの目は輝き、笑顔で風景を楽しむ姿が印象的でした。家族や病院のスタッフと一緒に、心温まる瞬間を共有していました。
病院の声
寄贈を受けた兵庫県立こども病院のスタッフは、「花火や海の生き物など、多様な世界の風景を楽しむことで、患者さんやご家族がリラックスできれば嬉しいです。また、病棟のプレイルームでいつでも気軽に利用できる環境が整ったことに感謝しています。」と語っています。
尼崎総合医療センターの担当者も、「世界各国の美しい映像を通じて、入院治療中の子どもたちの心を癒し、家族のお見舞いにも良い影響を与えることを期待しています。」と述べました。
今後の展望
アトモフは今後、病院や教育機関などへの「Atmoph Window」の導入を進めていく予定です。このバーチャル窓を通じて、入院中の子どもたちやその家族が少しでも癒されたり、楽しんだり、学びを得られる場を提供することを目指しています。
プロジェクトの背景
アトモフのコミュニケーション部門の賀来さんは、この取り組みが自身の入院経験から生まれたものであり、「Atmoph Window」を通じて、外出が難しい子どもたちが世界の風景に触れ、興味や楽しみを感じてほしいと話しています。
進化を続ける「Atmoph Window」
「Atmoph Window」は、2015年から始まり、現在では3世代目となる「Atmoph Window Yo」が2024年に発表予定です。2.5万台以上を販売し、国内外で高評価を得ています。新型は、望遠鏡型コントローラーを採用し、より高品質な音や光の再現を実現しています。
詳しくは、
Atmophの公式サイトをご覧ください。
温かい思いを込めたこの取り組みが、兵庫の医療現場に新たな希望をもたらすことを心より願っています。