国際物流強化
2025-09-03 14:05:26

フレートマンロジックスと関通が連携し中小企業の国際物流を強化!

フレートマンロジックス、関通と戦略的業務提携を締結



フレートマンロジックス株式会社(以下、フレートマンロジックス)は、兵庫県尼崎市に本社を置く株式会社関通(以下、関通)との間で戦略的業務提携を結びました。この提携により、両社は小規模事業者や中小企業向けの国際調達支援を強化し、日中間の物流問題を効果的に解決するためのサービスを提供します。

提携の背景


国際物流は現在、大きな変革期を迎えています。世界的な需給変動や地政学リスクの影響で輸送ルートが不安定化し、また国際輸送コストも高騰しています。特にコロナ前の水準と比べ、2~3倍にまで増加しています。さらに、国内では2024年の物流人材不足が懸念されており、中小企業はこれらの影響を受けやすい状況にあります。
国際物流の最適化やデジタル化(DX)が求められ、政府もこの動きを支援するために企業に対してサプライチェーンの最適化を促しています。こうした流れを受け、フレートマンロジックスと関通は、一緒に国際取引を容易にする仕組みを構築することを決定しました。

協業のポイント


提携にあたっての重要なポイントは、「W倉庫」と「W専門性」です。両社の強みを活かし、以下のような取り組みが進められます。

1. 倉庫連携による一貫輸送
日本にある関通の倉庫と中国の倉庫(保税区を含む)を連携させ、在庫管理から通関、配送までを一貫して行えるようにします。

2. 輸送機能の拡充
海上輸送や航空輸送に対応し、FCL(フルコンテナリッジ)やLCL(混載便)を利用した柔軟なサービスを提供します。

3. 通関・貿易支援
両国での通関手続きや必要書類の処理を簡素化し、中小企業が直面する課題を軽減します。

4. DX推進
オーダー管理システム、電子書類、在庫トレーサビリティを導入し、物流の見える化を実現します。これにより、持続可能な物流基盤が構築されます。

対象顧客


新たなサービスの中心となるのは、小規模事業者や中小企業の製造業、卸売業、小売業といった広範な業種です。特に、専任の物流部門を持たない法人顧客は、専門的な国際物流サービスを気軽に利用できるようになり、ビジネスの拡大を図ることができます。

中期目標


両社は、5年間で年間10万件の輸入貨物の取り扱いを目指します。単なるコスト削減を超えて、小規模法人が「使いやすく、透明性のある国際物流サービス」にアクセスできる基盤を確立することが目標です。

未来展望


この提携を通じて、両社は以下のような施策を進めます。
  • - 中国全土と東南アジアにおける倉庫ネットワークの拡充
  • - 日本国内への直接配送スキームの強化
  • - 在庫可視化や自動化を実現する次世代物流管理システムの共同開発
これにより、在庫管理の効率化やキャッシュフローの改善に寄与し、物流を単なるコストから企業成長の推進力に変革していく考えです。

今後のフレートマンロジックスと関通の動きから目が離せません。両社の連携が、国際物流業界をどう変えていくのか、非常に楽しみです。

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