災害トイレの重要性
2025-12-23 17:01:31

30年経た阪神淡路大震災から学ぶ、災害トイレの重要性と地域防災の未来

30年経た阪神淡路大震災から学ぶ、災害トイレの重要性と地域防災の未来



2025年12月7日、神戸学院大学ポートアイランド第2キャンパスで開催された「もしもに備えるBOSAIキャンパス」にて、株式会社神防社が出展しました。このイベントは、阪神淡路大震災からの30年を迎え、地域の防災意識を高めるために産官学金が連携して実施されました。当社は、災害用携帯トイレに関する情報提供や体験コーナーを設け、来場者アンケートを通じて防災への関心や認識を可視化しました。

震災から30年、「災害トイレ」の必要性



震災から30年が経過した今、なお日本各地で地震や豪雨が頻発しています。これらの災害時には「避難所のトイレが足りない」や「水が使えずトイレが流せない」といった問題が浮上します。電気や水道がストップすると生活は厳しくなり、その中でも特にトイレ環境の悪化は健康被害や心理的負担を引き起こします。そうした背景の中、防災対策は食料や水、懐中電灯に重きが置かれ、「トイレ」はおろそかにされがちです。このような状況に対し、神戸で開催された本イベントは、「防災意識をつなぐ」というテーマで、災害トイレに改めて焦点をあてる重要な機会となりました。

アンケート結果の分析



イベントに参加した方々に実施したアンケート結果から、以下のようなことが明らかになりました。まず、「災害用トイレを備えていますか?」という質問に対する回答は、62.5%が「はい」と答える一方、37.5%が「いいえ」と回答。この結果は、防災意識が高いとされる参加者の中でも約4割が災害用トイレを備蓄していないことを示しています。これは、日常の備えとしての重要性が広まっていないことを示唆しています。

また、「モラスマイは簡単に使えそうですか?」との問いには、93.8%が「はい」と回答。実際に使い方を体験したことで、高齢者や子どもでも扱えるイメージを持つことができました。

さらに、イベント全体の満足度は100%という驚きの結果になりました。参加者は「子どもと楽しく学べた」と評価し、防災が難しいものでないと感じてくれたことが伺えます。これらのフィードバックは、知識の定着と備蓄意識の向上に寄与することが期待されています。

防災教育の重要性



アンケート結果から「防災知識は高まりましたか?」という質問にも全員がポジティブな評価をし、防災に対する関心が高まったことが分かります。特に家庭や職場で話し合うきっかけが増えたとの声が目立ち、知識だけでなく行動にもつながることが重要です。

このように、イベントを通じて得られた知見は、今後の地域防災対策においても活用されるでしょう。「家庭内での災害トイレの必要性を考えることができた」との意見も多く、次世代に対する教育にもつながる要素が強いと感じられます。

地域の防災力を向上するために



今回のイベントは、行政、企業、大学が連携した取り組みであり、地域全体の防災力向上に寄与するものです。当社、株式会社神防社は、地域とともに防災意識を高め、生活の基盤に関わる「トイレ」というテーマを引き続き広めていきます。災害用携帯トイレ「モラスマイ」は、コンパクトながら100回分を備蓄できる優れた商品であり、生活に必要な道具としての重要性を再認識させるきっかけとなるでしょう。

最後に、私たちが災害に備えるためには、身近な問題として捉え、地域全体で解決する意識を持つことが大切です。今後も神防社は地域のニーズに応え、より安全な生活空間の提供を目指し、活動していきます。


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