コベルコ神戸スティーラーズが2025-26シーズンを力強くスタート
コベルコ神戸スティーラーズが、2025-26シーズンのラグビー事業におけるテーマを「RISE HIGHER」と定め、さらなる飛躍を目指す意気込みを示しました。このシーズンテーマは、チームのビジョンやスローガンと異なり、プロモーションの核となるメッセージで、今後のラグビー事業の方向性を明確にしています。
シーズンテーマの背景
「RISE」は、2024-25シーズンで掲げたテーマであり、成長と進化を目指す意味を持つ言葉です。その「RISE」に加え、「HIGHER」を付け加えることで、さらなる高みを目指す強い決意が表現されています。コベルコ神戸スティーラーズは、自身の成長を地域の皆さんやパートナー企業との協力によって実現し、2025-26シーズンに挑む姿勢を見せています。
チームの歴史と挑戦
コベルコ神戸スティーラーズは、日本ラグビー界でも屈指の実力を誇るチームで、全国社会人大会での優勝回数は9回、日本選手権では10回、トップリーグでも2回の優勝を果たしています。2028年には創立100周年を迎えるという歴史も持つチームですが、ここ数年は思うような成績を収めることができず、特に2022-23シーズンでは9位という振るわない結果に終わりました。
再建のためにチームは大きな改革を行い、2023-24シーズンからはデイブ・レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチを迎え入れました。その後、2023-24シーズンは5位という成績を残し、2024-25シーズンではリーグワン初のプレーオフ進出を決め、最終的には3位でシーズンを終えました。
新シーズンへの意気込み
再度「RISE HIGHER」を掲げた今シーズン、チームはトップリーグ2018-2019以来の王座奪還を目指しています。昨シーズンの経験を活かし、フロントスタッフと選手たちが一体となり、オンフィールド・オフフィールドともに強い結束を持って新たな挑戦に臨む姿勢が期待されています。
チームの再建、成長を遂げたコベルコ神戸スティーラーズがどのようにしてさらなる高みを目指していくのか、地元のファンはもちろん、全国のラグビーファンたちの期待も高まっていることでしょう。2025-26シーズンの成果に乞うご期待。