共創型パティスリー
2025-11-06 11:51:59

神戸で実現された新たな地域貢献、共創型パティスリーの魅力

神戸北野に誕生した新しいパティスリー



2025年10月19日、神戸の北野町に新たにオープンした「パティスリーコンサクレ神戸北野店」は、お菓子を通じて地域社会とつながり、福祉を身近なものにする新しい形の店舗です。医療法人が運営するこのパティスリーは、地域貢献を目指し、「共創型パティスリー」という新モデルを展開しています。

医療法人が具現化する地域貢献


このパティスリーを運営する株式会社コンサクレは、兵庫県神戸市に本社を置き、医療・介護・福祉事業を行うMiotsukushiグループの一員です。代表の南辰也氏は、「人を想う力」を企業の根底に置き、地域社会との絆を深めるお菓子作りを進めています。彼の考えは、単に人を「治す」だけでなく、「癒す」ことや「つなぐ」ことも重視し、地域住民が共に働く場所を提供することにあります。

福祉と地域経済のイコール


コンサクレは、福祉と地域経済の関係を新たな次元に引き上げることを目指しています。「支援する人」と「支援される人」の関係を超え、地域の人々が一体となって社会を作ることが重要だと考えています。これは、神戸という多様な文化が共存する街だからこそ実現可能なアイデアです。

地域の福祉施設とのコラボレーション


コンサクレでは、地元の社会福祉法人と連携し、利用者が手作りした商品を提供しています。例えば、「みらいおもいけ園」と共に開発したコーヒー「RISUSU COFFEE」や、チョコレート専門店「INNOCENTURE」とのコラボレーションによるチョコレート「クラシック」シリーズは、福祉施設における就労を支援するプロジェクトの一環です。

こだわりのスイーツと飲み物


神戸北野店では、地域に根ざした飲料も取り扱っています。70年以上続く「兵庫鉱泉所」の懐かしい味わいのドリンクや、明治時代から続く「ありまサイダーてっぽう水」、クラフトビールの「BAY ALE」がその一例です。これらの飲料は、地域の食文化を体験するための重要な要素として、訪れるお客様に喜ばれています。

地域を支えるやさしい経済


コンサクレ神戸北野店は、売上だけを追求するのではなく、人々の想いや絆を大切にするビジネスモデルを構築しています。この「やさしい経済」は、地元の企業や福祉施設との連携を通じて実現されます。お菓子を通じて地域の想いや歴史を届ける活動は、神戸のブランド価値を高めるだけでなく、訪れる人々にとっての特別な体験を提供します。

南辰也代表は「地域力と共に歩むお菓子づくり」を大切にし、福祉施設や地元企業との連携によって、地域の小さな幸せを多くの人々に届けたいと語っています。

まとめ


「パティスリーコンサクレ神戸北野店」は、福祉と経済をつなげる新しい形のパティスリーです。神戸という町を象徴する地域貢献の取り組みと、魅力的なお菓子を家族や友人と一緒に楽しむことで、日常に小さな幸せをもたらしてくれることでしょう。

この場所は、地域の交流の場として、またおいしいスイーツとの出会いの場となることでしょう。ぜひ、神戸北野を訪れた際には、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 神戸 福祉 パティスリー

トピックス(グルメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。