猪名川町に新たな学びの場「六瀬ほしのさと小学校」が登場！

兵庫県猪名川町・新しい学びの変革が始まる

兵庫県猪名川町では、地域の教育を次のステージへと導く新しい小学校「六瀬ほしのさと小学校（仮称・認可申請中）」の設立が進められています。このプロジェクトは、学校法人あけぼの学園と地域NPO法人コクレオの森との共同によって実現され、今まさにクラウドファンディングによる支援を募集中です。

あけぼの学園とコクレオの森の出会い

あけぼの学園は、70年にわたり子ども一人ひとりの興味と関心を重視した教育を実施してきました。一方、コクレオの森は、対話と体験を大切にしたオルタナティブスクールを20年間運営し、多くの子どもたちに寄り添ってきました。2023年の映画「夢みる小学校」の上映をきっかけに両法人は出会い、共同での学校設立という新たな道を模索することに決定しました。

教育ニーズに応える新小学校

全国で不登校の子どもたちが増加している現状において、従来の枠にとらわれない柔軟な学びの場が求められています。子どもの主体性や個性を尊重しながら、安心して学ぶことのできる学校が必要とされています。「六瀬ほしのさと小学校」は、そのようなニーズに応える形で設立されます。

教育理念と学ぶ環境

この新設学校は、少人数制を導入し、1クラス約20名ほどの規模を予定しています。木工や料理、農業、動物の飼育など実体験を通じて、生きる力を培う教育を展開。学習指導要領に沿った内容も取り入れ、思考力や判断力、表現力を重視します。子どもたちは、自ら選択し行動する力を養うことができます。

民主的な学校運営

「六瀬ほしのさと小学校」では、教師と子どもが対等に学び合う場を提供します。学校運営においては、全員が納得できるよう対話を重視し、民主的な決定プロセスを通じて、学校のルールや行事運営を進めていきます。これにより、未来を担う子どもたちが、社会で生きる力をしっかりと身につけられる環境を目指します。

六瀬地域の特性

猪名川町六瀬地域は豊かな自然に恵まれ、都市部へのアクセスも良好です。さらに、空き家活用特区として移住者支援も進められており、新しい教育の拠点としての「教育移住」が期待されています。地域の小規模校とも連携し、地域に開かれた学校運営を実現する計画です。

応援プロジェクト「未来の星守クラブ」

本プロジェクトの支援者を募る「未来の星守クラブ」が設立されました。ここでは、改修費用の一部をクラウドファンディングで集め、学校設立への支援を行います。参加者は自分に合った方法でこのプロジェクトに関われ、子どもたちの成長の一助となることができます。目標金額は400万円、期間は2025年12月から2026年3月にかけてです。

この「六瀬ほしのさと小学校」は、ただの教育機関ではなく、地域に根ざしたコミュニティの中心となることを目指しています。私たちの未来を担う子どもたちのために、ぜひこの取り組みに注目し、応援していきましょう。詳しくはこちらから！