神戸の小さなワイナリーが放つ新しいワインの魅力
神戸の中心、春日野道に位置する「きら香ぶどう酒醸造株式会社」は、神戸産ぶどう100%のワインを造る小さな街なかワイナリーです。このワイナリーは、代表の辛木哲夫さんがスパコン「京」や「富岳」に10年以上携わった経験を活かし、AI技術と丁寧な手仕事を融合させた独自のワイン造りで注目を集めています。
今回、2025年ヴィンテージのワインが2026年2月27日から販売開始されることが発表されました。この新しいワインは、昨年のファースト・ヴィンテージで得たお客様からのご意見や経験を基に、深化した味わいが期待されています。
AI技術と手仕事の融合によるワイン造り
「きら香ぶどう酒醸造」では、小規模ワイナリーならではのアナログな手仕事と、最先端のAI技術を組み合わせてワインを作り上げています。具体的には、販売における市場トレンドの分析や広報資料の作成、または醸造中のトラブル解析など、多岐にわたる領域でAIを活用しています。しかし、ワイン製造はAIだけでは成り立たず、神戸の特有の気候条件や酵母との対話なども考慮しつつ、最終的には人の手による微調整が不可欠です。
2025年の醸造は、こうした科学的アプローチと手作業のバランスを追求した年でもありました。春の食卓を彩るための第1弾として、まずは3種類の新作ワインが登場します。
注目のラインナップ
1. 白ワイン: シャルドネ Buono Buona 11
価格: 3,540円(税込み)
神戸市西区で収穫されたシャルドネを低温でじっくり発酵。このワインは、透明感のある淡いイエローと、レモンやすももの瑞々しい香りが特徴です。爽やかな酸味と心地よい渋みが、鶏のクリーム煮や白身魚のゆず蒸しと絶妙に調和します。
2. 淡いロゼワイン: カベルネ・ソーヴィニヨン Buono Buona 41
価格: 3,300円(税込み)
神戸市北区で収穫されたカベルネ・ソーヴィニヨンを、その日のうちにしぼり低温でじっくりと発酵させました。柔らかなサーモンピンクの色調に、チェリーやいちごの香りが漂います。料理との相性が広く、魚介料理やデザートまで幅広いシーンで楽しめます。
3. しっかり目のロゼ: メルロー coucou 22
価格: 2,860円(税込み)
西区で採れたメルローを破砕後にマセレーションして発酵させたこのワインは、鮮やかなラズベリーピンクが特徴です。野いちごの果実香と複雑なアロマが重なり、白身魚や鶏肉との相性が絶妙です。
期待の残りのラインナップ
マセレーションが終わった後、3月中旬から下旬にかけては、リースリングや赤ワインなど、残りのラインナップも順次リリースされる予定です。
辛木哲夫さんについて
代表の辛木さんは、大学卒業後に東京でIT系メーカーに勤め、ベルギーで4年間駐在した経験がある美食の国でワインに魅了され、その後「京」プロジェクトに参加しました。研究機関での役割を果たしつつワイン造りに情熱を傾けてきた彼は、2023年に「きら香ぶどう酒醸造」を設立しました。
きら香ぶどう酒醸造の魅力
この小さな街なかワイナリーでは、神戸の風土を最大限に引き出したロゼワインをメインに、多様なワインを提供しています。現地では不定期に試飲イベントやツアーも行っており、ワインの魅力を直接感じることができます。さらに、「五つ星ひょうご」や「神戸セレクション」に選定されるなど、高い評価を得ています。
ぜひ、春の日差しを感じながら、神戸の新しいワインを楽しんでみてはいかがでしょうか。詳しい情報やイベントについては、公式ウェブサイトやSNSもチェックしてみてください。