フィットネスジム訪問者向け「GYMHOP」サービス開始
株式会社HOPPERSが新たに立ち上げた「GYMHOP」は、訪日外国人観光客向けのフィットネスジムビジターチケット販売サービスです。このサービスは、日本を訪れる外国人旅行者が手軽にフィットネスを楽しむ機会を提供することを目的としています。日本では過去にないほど旅行者が増加しつつある中で、このサービスは特に重要な役割を果たすでしょう。
増加する訪日外国人とフィットネス需要
コロナ禍を経て、訪日外国人旅行者数は急増し、フィットネスへの関心も高まっています。特に、北米やヨーロッパ、オーストラリアからの旅行者は日常的に運動を行っていることが多く、日本滞在中も運動を継続したいと思っています。しかし、95%以上のホテルにはジムが完備されておらず、一般のフィットネスジムも会員制で短期の旅行者には利用しづらいのが実情です。
このようなニーズに応えるべく、GYMHOPは簡単に利用できるチケット販売サービスを展開します。急速なサービス拡大を背景に、掲載される施設数は急増し続けています。
GYMHOPサービスの特長
GYMHOPの魅力は、何と言ってもその使い勝手の良さです。まず、すべての手続きがオンラインで完結でき、月額会員制を必要としないため、毎回の利用が可能です。また、英語をはじめとした多言語対応によって、外国人旅行者が安心して利用できる環境が整っています。さらに、旅行先のジムを簡単に検索できる機能を搭載しており、スマートフォンでの購入から決済もスムーズです。
参加施設は一般的なフィットネスジムだけでなく、ヨガスタジオや武道、格闘技ジムなど多岐にわたります。この多様性は旅行者にとって魅力的な選択肢を提供します。
参加施設にとってのメリット
「GYMHOP」に加わるジムやスタジオにとっても、大きな利点があります。まず、新たな収益源を確保することで経営を安定させることができます。オフピーク時間帯を有効活用することで、施設の稼働率も改善されます。また、外国人旅行者を集客するチャンスを得ることによって、国際的な認知度を向上させることが可能となります。SNSでの投稿を通じて、より多くの外国人に施設を知ってもらう機会も増えるでしょう。
未来への展望
GYMHOPは、既に50以上のジムとの提携を達成しており、2026年3月末までに全国で100施設、さらに2027年3月末までには500施設への拡大を目指しています。また、フィットネス設備がない宿泊施設との連携も強化し、訪日外国人に対してホテルのフロントでサービスを案内する計画も進行中です。代表の芳賀氏は、「世界中の旅行者が日本滞在中も健康的なライフスタイルを維持できる環境を提供したい」と意気込みを見せています。
まとめ
GYMHOPは、訪日外国人旅行者が日本での滞在をより豊かにするための新しいフィットネスサービスとして、今後も成長していくことでしょう。健康的なライフスタイルを求める旅行者にとって、より便利で魅力的な選択肢を提供するGYMHOPから目が離せません。ぜひ、その利便性の高いサービスを利用して、健やかな旅を楽しんでください。