加西市中心部に魅力発信拠点を創出するプロジェクトが始動！

加西市中心部に「Kasai Garage」誕生の予感

加西市は兵庫県の播磨地域に位置し、魅力的な地元産品やイベントが盛りだくさんの地域です。しかし、近年は人口減少が進んでおり、地域の活力を取り戻すことが急務となっています。そんな中、加西市を拠点とするHarima Creative株式会社は、地域の魅力を再発見し、発信する拠点「Kasai Garage」を設立するためのプロジェクトを開始しました。

プロジェクトの背景と目的

当社は、2023年5月に加西市に設立された地域商社です。数々の農産物や地場産品、さらには市のポテンシャルを引き出すサポート業務を行ってきました。そこで感じたのは、加西市には素晴らしい資源がたくさんあるということ。しかし、地域の自信やプライドは薄れ、若者の流出が続いている現状もあります。この問題を解決するため、加西市が誇る魅力を再発見し、地域のシビックプライドを築くことを目指しています。

ガバメントクラウドファンディングによる支援

この取り組みの一環として、「かさい・ふるさとしごと創出支援事業―Kasai-Innovation」に選ばれたことで、ガバメントクラウドファンディング（GCF）の利用が可能となりました。このプロジェクトでは、加西市中心部にある当社のガレージを改修し、魅力を発信する場所を作るための資金を集めます。12月10日よりスタートし、目標金額である100万円が初日で12％達成し、1週間で目標達成を果たしました。さらに、クラウドファンディングは12月31日までの22日間、幅広い支援を募っていきます。

製品とコミュニティのつながりを強化

「Kasai Garage」では、加西市の新鮮な農産物や地場の特産品を展示・販売するためのスペースを設ける予定です。加西市の農業を支える生産者との対話を促進し、消費者に感動を与える場を作ることが主な目的です。また、地域の建築士と協力してガレージの改修を進め、設計から施工まで地元の人々と共に作り上げることで、コミュニティの強化を図ります。

イベントや体験を通じて地域活性化

「Kasai Garage」では、開設後に季節ごとの農産物の直売を行い、さらに週末や特定のイベントに合わせたスイーツ店の出店も計画しています。これにより、さまざまな年齢層の参加者を巻き込み、地域の魅力を伝える活動を進めるとともに、地域のビジネスにも貢献できる仕組みを目指します。

今後の展望と目指す姿

2025年までの目標として、年間10店舗の出店者と500名の来場者を見込んでいます。これを通じて、加西市のファンを広げ、市民のシビックプライドの形成に貢献していく意向です。地域創生の取り組みを推進しながら、加西市の未来を明るく照らすべく、様々な活動を展開していく予定です。

総括

Harima Creative株式会社は、地域自立のための事業を通じて、このプロジェクトを進めていく考えです。「Kasai Garage」は、ただの施設ではなく、地域に喜びと誇りをもたらす場として機能することを期待しています。私たちが共に作り上げる「Kasai Garage」は、加西市の未来を見据えた新たな拠点となるはずです。地域の魅力が集まり、人々の心が繋がる場所を通じて、加西市の輝かしい未来を切り開いていきましょう。