神戸・AI体験展示
2026-03-30 12:06:00

神戸の水族館で新たなAI体験展示がスタートします!

神戸の水族館『átoa』での新しい体験型展示



神戸市中央区にある劇場型アクアリウム『átoa』が、AIを活用した生態観測の実証実験を通じて来館者が参加できる展示を初めて開催します。これは、アトアの開業5周年を記念して行われる特別企画であり、AIの学習に必要なアノテーションを体験しながら、水族館の研究にも参加できる新たな試みです。

AIを用いた生態観測の取り組み


アトアでは、飼育する動物の生態調査や研究に積極的に取り組んでいます。具体的には、生物の行動を分析し、展示方法や飼育環境の改善を目指していましたが、飼育員の負担軽減が大きな課題でした。この点を考慮し、株式会社神戸デジタル・ラボ(KDL)との連携により、AIシステムを用いたデータ収集を行うことにしました。

2023年4月より開始されたこの共同プロジェクトでは、インターン生が飼育動物の行動を追跡・記録・可視化するためのAIソリューションの開発を行っています。これにより、生物へのストレスを最小限に抑えつつ、正確なデータを取得しています。

特にカピバラに焦点を当て、天井設置カメラによる日中の行動の動画を記録し、AIモデルを活用して行動の判別をリアルタイムで行うことを目指しています。その過程で重要なのがアノテーションと呼ばれるデータ処理の作業です。

展示概要


本展示は2026年4月1日(水)から4月17日(金)までの期間に、アトアの4階「SKYSHORE」で無料(入館料が必要)で開催されます。来館者はタッチパネルを使い、リアルタイム映像からカピバラを見つけたり、その行動を選択することでAIの学習に貢献できます。この体験を通じて、来館者は楽しみながら水族館の研究にも寄与できます。

展示の流れ


1. タッチパネルに映るリアルタイム映像からカピバラを見つけ、触れてその場所を囲みます。
2. その際のカピバラの行動を選択肢から選びます。例えば「歩く」「泳ぐ」「転がる」などがあり、選択したデータは集計されます。
3. 参加者は自身が入力したデータがどのように蓄積されているかを確認できるので、実際の研究にどのように貢献しているかを実感します。

将来的な展望


KDLでは、実証実験を通じて得られたデータを活用し、AIモデルの改善を目指しています。これにより、他の研究分野でもAIの活用可能性を広げていくことを考えています。また、来館者によるアノテーションデータは将来的に研究活動の一部に組み込まれ、AIモデルのチューニングに役立つことが期待されています。

インターンシップの募集


さらに、この取り組みはKDLのインターンシップ生が担当しており、引き続き参加者を募集しています。興味のある方は、ぜひ問い合わせてみてください。

このプロジェクトは、地域と連携しながら新しい技術を水族館の研究に取り入れる試みとして注目されています。今後の活動にぜひご期待ください。


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