2024年3月24日、神戸市の地元新聞である神戸新聞社と神戸市公立大学法人は、双方の特色を生かした強力な連携を目指す協定を締結しました。この協定により、神戸市外国語大学において、学生が地域について深く学ぶための新たな授業「神戸・地域メディアワークショップ」が2026年度後期に設立されることが決まっています。
この授業は、地域メディアである神戸新聞社の協力を得て、地域の経済、政治、文化、社会、歴史など、多岐にわたるテーマを学ぶ機会を提供します。若者が神戸に対する愛着を育むと同時に、地域社会への貢献を促進します。
協定の背景には、現在の教育環境に即した課題解決型学習(Project-Based Learning:PBL)を実施する意向があり、地方大学と地域のメディアとの連携によって、学生が実際の取材活動を通じてリアルな社会に触れる機会が増えることが期待されています。アクティブラーニングを採用し、学生自身が自らのキャリアをデザインする手助けとなります。
具体的な連携内容
この協定では以下のような連携協力事項が取り決められています。
1.
地域振興: 地域の発展に向け、様々な活動を通じて地域の魅力を引き出します。
2.
情報発信: 地域の情報を広く発信し、地域の認知度を向上させます。
3.
人材育成: 学生に対し、地域社会で求められるスキルや知識を育成します。
4.
学術・研究: 地域に根ざした研究を促進し、大学と地域の結びつきを深めます。
5.
国際理解: 地域から国際的な視点を取り入れ、グローバルな理解を深めます。
6.
その他事項: 両者が必要と認める多様な協力についても話し合いを重ねます。
2026年度の主な取り組み
この協定に基づき、以下の具体的なプログラムが予定されています。
- - 新設授業「神戸・地域メディアワークショップ」: 神戸市外国語大学の学生が、新聞記事を通じて地域社会の多様な側面に目を向け、積極的に行動することを目指します。神戸新聞社の講師が指導し、学生は実際に記事作成に挑戦します。
- - 1day職業体験: 記者としての心構えを学びながら、実際の取材や記事執筆体験を行います。これにより、学生は理論だけでなく、実践的なスキルを身につけることができます。
- - 新聞記事の活用: 学生は授業の枠を越えて神戸新聞の記事を活用し、地域の事情を理解し、充実した学びを深めていくことが期待されます。
このように、神戸市公立大学法人と神戸新聞社の連携は、地域振興、人材育成、そして連携による社会貢献と、多方面にわたって神戸市の活性化を目指すものとなっています。両者の協力によって、地域社会が新たな知識や経験を得るだけでなく、学生たちも地域をより身近に感じることができるでしょう。