神戸マッチ株式会社がレトロマッチ箱デザインを復刻したコラボ商品を発売開始

神戸マッチ株式会社が贈るレトロマッチの魅力

兵庫県揖保郡太子町に本社を構える神戸マッチ株式会社は、人気のお香ブランド「hibi」の製造元として知られています。2023年6月3日から、昭和のマッチ箱デザインを復刻したコラボ商品が発売されることが発表され、注目を集めています。

M.D.Fプロジェクトの再始動

今回の発表は、同社が数年前から取り組んできた「マッチデザインファクトリー（M.D.F）」プロジェクトの一環として行われています。このプロジェクトの目的は、昔懐かしいマッチ箱のデザインを現代の生活に取り入れ、新たな視点で楽しむことです。M.D.Fは2009年に神戸のトランクデザイン株式会社との共同作業でスタートし、過去にはテレビの話題にもなったことがあります。

レトロマッチの詳細

今回発売される「M.D.F レトロマッチ」は、全36種類のデザインが楽しめ、2個組で440円（税込）で提供されます。小箱に収められたマッチは、かつての家庭でお馴染みの並型マッチを復刻したもので、マッチを擦って火をつける行為が減少している昨今、そのデザインに注目が集まります。これにより、単なる消耗品ではなく、ストーリーを持ったデザインとして再認識されることを目指しています。

商品ラインアップ

- Aシリーズ: 桜や特撮キャラクターなど風情あるデザイン
- Bシリーズ: 愛らしい動物たちが描かれたシリーズ
- Cシリーズ: 船やパイロットなど冒険心をくすぐるデザイン
- Dシリーズ: 幼少期の思い出を呼び起こす動物モチーフ
- Eシリーズ: 日常のアイテムをユニークにデザイン
- Fシリーズ: ファンタジーに満ちたデザイン

これらのマッチは、お香やキャンドルの着火に活用できる他、防災アイテムやアウトドアにも役立つため、実用性も兼ね備えています。また、コレクションアイテムとしても十分楽しめる一品です。

レトロマッチTシャツも登場

さらに、6月下旬より発売予定のレトロマッチTシャツも要注目です。全20柄のデザインが施され、風合いの良い100%アメリカ製コットンを使用したこのTシャツは、サイズ展開も豊富で、カジュアルなファッションアイテムとして活躍しそうです。

神戸マッチ株式会社について

神戸マッチ株式会社は、1929年に設立され、兵庫県姫路地方の伝統的なマッチ製造業の一翼を担っています。国内生産されるマッチの約70％を占めると言われており、これまで多様な商品を手掛けてきました。2015年には、淡路島の老舗線香メーカーと共同開発を行い、hibiブランドを立ち上げました。近年では、国内外で人気となり、2023年9月には東京にコンセプトストアもオープンし、さらなる展開が期待されています。