生活協同組合コープこうべは、2026年3月24日から全店舗で職員が着用する制服を約30年ぶりにリニューアルすることを発表しました。この新しい制服は、職員の働きやすさや多様性を考慮しつつ、創業地の象徴である「神戸タータン」や公式キャラクター「コーピー」を取り入れたデザインへと進化しています。初めに新制服の背後にある背景についてご紹介しましょう。
リニューアルの背景とプロセス
現行の制服は導入からすでに30年が経過し、着心地やストレッチ性などの機能面には課題が見られていました。特に、部門を越えた多様な働き方への対応が求められたため、制服の刷新が必要でした。今回の変更にあたっては、実際に現場で働く職員の声を反映することが重要と考え、先行試着を実施しました。この試着に参加した職員からは、合計で716件もの意見や要望が寄せられ、具体的な課題に対する解決策が提案されました。
「品出しの際に肩が突っ張る」という具体的なフィードバックもあり、それを基にした改善がなされ、職員が「着たい」と感じる制服へと仕上げられました。
制服リニューアルの4つのポイント
新しい制服は下記の4つの主要なポイントに基づいて設計されています。
1.
地域の象徴「神戸タータン」の導入
新しい制服では、神戸を象徴する「神戸タータン」がデザインに取り入れられています。ポロシャツやエプロンにこのタータン柄を施すことで、地域の一員としての誇りを感じられるデザインが実現しました。
2.
「コーピー」の活用でコミュニケーション促進
公式キャラクター「コーピー」は、袖口やエプロンのポケットにあしらわれており、お子様連れの組合員との会話のきっかけを作り、楽しい買い物体験を提供します。これにより地域社会とのつながりがより深まることが期待されています。
3.
高機能素材による働きやすさ
新制服にはストレッチ性の高い素材と独自の縫製技術が採用されています。これにより、店舗での激しい動きにも対応でき、着心地が良く、一日中着ても疲れにくいデザインと仕立てが施されています。職員の身体的負担を軽減し、質の高いサービスの提供を支援します。
4.
ジェンダーレスデザインの推進
デザインにおいて性別や部門による差を減らし、パンツスタイルに統一することで、多様性を尊重しています。また、アイテム数を従来の28品目から8品目に絞り、部門横断的な働き方をサポート。また、管理の負担も軽減されています。
今後の展望
新しい制服を通じて、コープこうべは「コープのあるまち、協同のあるくらし」をスローガンに掲げています。この新しいユニフォームが、職員一人ひとりの自信につながり、丁寧な接客が組合員の皆さまに伝わるよう努めていく方針です。地域との絆をさらに深め、愛される店舗作りを目指すコープこうべの新たな挑戦に、多くの期待が寄せられています。新制服の登場を心待ちにしている方々にとって、これからの運営がどのように進展していくのか、目が離せません。