AIとDXの連携で新たな可能性を開く
最近、兵庫県姫路市に本社を置くZept合同会社と、東京都の株式会社Caixaが戦略的パートナーシップを締結しました。この提携は、一次産業や物流、小売、飲食、不動産など慣習が根強く、変化が進みにくい業界に特化したAIとDX支援を目指しています。
提携の背景
Zeptは中小企業向けに、「ミカタAI」という月額500円から利用可能な生成AIプラットフォームを展開しています。このツールは、業務や業種に応じた柔軟性を兼ね備えており、現場に即した技術を提供することに重きを置いています。一方のCaixaは、レガシー業界に対して「泥臭い」アプローチでのDX支援を行っています。これにより、業務フローの設計から導入後の運用支援までトータルでサポートし、企業の変革を現実のものとしています。
両社の強みを組み合わせることで、AIやDXを単なる理論にとどまらせず、実際の成果につなげるための「実装可能なDX」を全国の中小企業に提供していくことを目指しています。
パートナーシップの特長
この提携の特長は、次のような取り組みを通じて中小企業の生成AI活用を支援する点です。
1.
手軽で実用的なAIソリューションの提供
- 中小企業向けのChatGPT「ミカタAI」ツールは、月額500円から始められるため、導入が容易です。
- 業界や顧客ニーズに応じた柔軟な機能を提供し、サポートも充実しています。
2.
現場起点の業務改善・DX支援
- 属人化やブラックボックス化された業務を可視化し、新たな業務フローを設計します。
- 導入後も運用支援を行い、業界慣習に即した改善策を提案することが特徴です。
3.
AIを活用した新規事業の構想・立ち上げ支援
- ZeptのAIツール開発ノウハウと、Caixaの現場知見を融合させた支援を行います。
- レガシー業界の業務課題に基づくサービスを共創し、新しいプロダクトやサービスの開発をサポートします。
代表者のコメント
CaixaのCEO仲村将太朗氏は、「レガシー業界には多くの可能性がありますが、変化を促進するには理論的支援では不十分です。現場に使える支援を行うことが重要です。」と述べています。Zeptとのパートナーシップを通じて、AIやDXを現場に根付かせていく意気込みを表明しました。
Zeptの代表社員、榎公志氏も、「Caixaの泥臭い支援力と弊社のデジタル技術を取り入れることで、地方の中小企業におけるAIやDXの導入がより身近なものになると考えています。」とコメントしています。
今後の展望
このパートナーシップを通じて、ZeptとCaixaは以下の取り組みを推進します。
- - 地域企業向けの「生成AI・DX無料診断」の共同提供
- - 各業界に特化したAI×業務改善支援パッケージの開発
- - 地方自治体や商工会議所との連携による導入推進イベントの実施
- - 成果事例の発信を通じた全国展開の加速
MUDNESS PARTNERSの取り組み
両社は「狂気的に、泥臭く。」というスローガンのもと、レガシー業界に特化したAI・DX導入支援や新規事業立ち上げ支援を行っています。特に農業や物流分野においては、実績を多数持ち、メディアにも取り上げられています。
Zeptは、革新を生み出すデジタルソリューションのプロフェッショナルとして、AIツールやシステム開発を通じて地域の中小企業の成長を支えてきました。
この取り組みにより、特に地域の中小企業がAIやDXを活用し、新たな挑戦をするためのサポートが今後も期待されます。