サラダクラブ、初の全工場一斉休業で働き方改革を推進

サラダクラブが実現する初の一斉休業

株式会社サラダクラブは、1999年の創業以来初めて直営7工場で2026年1月1日（木・祝）に全工場一斉休業を実施します。この取り組みは、従業員の働き方改革を推進する一環として行われ、業界の持続可能性を高める試みでもあります。

休業の背景

パッケージサラダの市場規模は約2,000億円に達しており、今や食卓に欠かせない存在となっています。しかし、商品の消費期限は短く、鮮度を保つためには365日稼働する必要があります。このため、私たちの工場や物流、営業部門では、休日にも急なトラブルに対応する圧力があったのです。このような状況は、見えない心理的負担を生む結果となり、従業員が完全に休むのが難しくなっていました。

早急に解決すべき課題として「働き方改革」を捉え、全社的な見直しが進められました。最近の販売店の正月休業の流れも、この動きを後押ししています。

休業実施内容

今回の一斉休業は、販売店や物流会社の理解と協力により実現しました。対象工場は以下の7か所です。
1. 五霞工場
2. 中河原工場
3. 遠州工場
4. 伊丹工場
5. 真庭工場
6. 三原工場
7. 鳥栖工場

休業日は2026年1月1日で、全国（沖縄を除く）のパッケージサラダの商品についても休業となります。ただし、年始の商品供給に関しては、事前注文に基づいて販売店に納品されます。

今後の展望

サラダクラブでは、「働き方改革」を推進することで、従業員のモチベーションを高め、結果的にはより高品質な商品をお客様に提供し続けると考えています。また、販売店や物流会社への貢献にもつながります。2026年も1月2日から製造を再開し、さらなる労働環境の改善に取り組み、お客様の健康と豊かな食卓をサポートしていきます。

この新たな取り組みは、業界内に新しい風を吹き込み、全従業員が働きやすい環境を作る一助となるでしょう。パッケージサラダが持つ社会的役割を再認識し、その魅力を広めるための重要なステップとして注目されます。