兵庫県のインフラ企業、陵南と東播電設工業が新たなグループ会社に

リライフメンテホールディングス株式会社（東京都中央区）は、2025年4月11日より、株式会社陵南（兵庫県加古川市）および東播電設工業株式会社（兵庫県高砂市）を新たにグループ企業として迎え入れることを発表しました。これにより、インフラ業界での競争力をさらに強化し、地域経済への貢献を目指すとのことです。

資本提携の背景

リライフメンテホールディングスは、複雑化するインフラの保全を支える役割を担い、グループ全体での採用活動や情報発信を通じて、様々な社会課題に挑んでいます。特に、急速に進行するインフラの老朽化に対する取り組みを強化するため、日本唯一の総合インフラメンテナンスグループを目指しています。

株式会社陵南の実績

兵庫県を拠点とする株式会社陵南は、架空送電工事を中心に長年の実績を有しており、半世紀以上にわたる歴史の中で堅実な技術力と信頼を築いてきました。特に、経済成長期に設置された電力鉄塔の老朽化により、建替えや電線の張替え需要が高まっています。関西電力グループのパートナー企業としても認められ、高品質な施工で地域内での信頼を獲得しています。

東播電設工業の特徴

一方、東播電設工業は、多岐にわたる電気工事に対応し、特に民間企業向けの設備工事を得意としています。小回りの利く対応力と、各種資格を持つスタッフによる柔軟な施工体制が強みです。新たにグループに加わることで、リライフメンテグループ全体の事業領域はさらに広がることが期待されています。

今後の展望

陵南と東播電設工業が新たに加わることにより、リライフメンテホールディングスは多様なニーズに応える体制をより一層強化し、地域の社会インフラの安全性と安心を向上させていく方針です。持続可能な成長を通じて、地方経済の活性化にも寄与することを目指しています。

この提携がもたらす影響は、地域社会にとっても非常に重要です。兵庫県内のインフラ整備や地域産業の発展に貢献し、将来的には新たな雇用創出や技術革新にも繋がることでしょう。