テクノフローワン受賞
2025-09-08 18:07:37

テクノフローワン本社オフィスが日本サインデザイン賞銀賞を受賞

テクノフローワン本社オフィス、サインデザイン賞を受賞



兵庫県の神戸市に位置する株式会社テクノフローワンの本社オフィスが、今年の第59回日本サインデザイン賞で銀賞を受賞しました。この受賞は、空間を通じて組織の変革を支援するsantas株式会社によるものです。

日本サインデザイン賞について



日本サインデザイン賞は、公益社団法人日本サインデザイン協会が主催しており、1966年以来続く日本で唯一のサインデザイン専門の顕彰制度です。この賞は、優れたサインデザイン作品を広く紹介し、業界の普及と啓発を図ることを目的としています。今年の審査には347点が提出され、テクノフローワンのサイン計画がその中で高く評価されました。

受賞の背景



テクノフローワンは、2016年に東洋ケミテックと東洋コーティングの統合を経て、現在の社名に変更されました。オフィスのリニューアルは、企業の成長と共に必要となった本社機能の再設計が背景にあります。santasはワークデザインの5つの要素に基づき、11の具体的な空間施策を展開しました。これにより、社員同士のつながりや情報の受発信の活性化、さらには社員の成長を促すサインデザインが実現しました。

空間設計の特徴



  • - 新しい習慣づくり: サインや仕掛けを用いて、社員が自発的に行動を変えられるようにしています。
  • - コミュニケーションの強化: サインの配置や動線により、異なる部署間の偶発的な出会いを促進しています。
  • - 情報共有の円滑化: 新しい視点で可視化された展示サインが、テクノフローワンの活動を効果的に伝えます。
  • - 成長を促す仕掛け: さまざまな学びや挑戦をサポートするメッセージが空間に散りばめられています。
  • - 特別な体験の提供: イベントやホスピタリティスペースで、非日常的な体験を演出し、記憶に残るひとときを提供しています。

各階のサインデザイン



本社は3つの特徴的なフロアで構成されています。
1. ギャラリーゾーン(1階): 来客や地域との交流を促進するオープンな空間で、企業の歴史や製品を多彩に紹介しています。
2. コアゾーン(4階): 部署を越えた連携や多様な働き方を支えるフロア。ユニバーサルデザインが考慮されています。
3. イベント&ホスピタリティ空間(5階): 社内イベントや来客対応に特化したフロアで、オリジナルのサインが彼らを迎えます。

デザイン理念



テクノフローワンは「美意識」を会社の価値観の中心に置いています。これは製品だけでなく、社会貢献や誠実さなど、広い視野での理念を含んでいます。santasは地球環境への配慮や、社員のウェルビーイングを意識した設計を行いました。

今後の展望



今回の受賞に際し、santas株式会社の代表 宮﨑敦史氏は、サインデザインを担当するマルヤマデザインとの協働が重要であったと述べています。この受賞を契機に、自社のビジョン実現に向けて更なる努力をしていく意向を表明しました。santasは、組織や社会に良いつながりを生み出すことを目指しています。

まとめ



テクノフローワン本社オフィスのサインデザインは、ただの視覚的な要素だけでなく、組織に新たな価値をもたらす「場」を創出しました。社員や来社する方々にとって、そこが特別な場所であり続けるよう、今後の発展と進化が期待されます。


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