株式会社Encounter Japanが新たな旅の形を提案
株式会社Encounter Japan(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:西側赳史)は、ラテンアメリカ市場をターゲットにした新しい訪日旅行事業「Encounter Japan Travel」を始めることを発表しました。この取り組みは、スペイン語圏とポルトガル語圏の中南米地域の旅行需要に応えるものです。
同社の歩みと成長
これまでの背景として、Encounter Japanは2016年からメキシコでの事業を展開し、2023年にはコロンビアに子会社を設立しました。現在、約120名のスタッフが「食」と「広告・コンサルティング」の分野で活動しており、メキシコやコロンビアでは4店舗の和食店を運営し、日本食産品や日本酒の卸売も行っています。特に注目すべきは、現地の富裕層が和食店に訪れる実績です。この富裕層層をターゲットとすることで、訪日旅行への関心を高め、さらに多くの来日客を誘致しようとしています。
増加する訪日旅行の需要
メキシコから日本への旅行の需要は、直行便の増便などの影響により拡大しています。2024年には訪日旅行客数が大幅に増加すると予測され、特にラテンアメリカ各国からは期待が高まっています。とはいえ、日本国内でスペイン語やポルトガル語に特化した旅行事業は少数派のため、競争の余地があります。
Encounter Japan Travelの特徴
新たに始まる「Encounter Japan Travel」では、ラテンアメリカの富裕層向けに、地域の魅力を存分に感じられる旅行プランを提供します。特に重視するのは、観光名所だけでなく、瀬戸内や九州など地方の魅力を伝えることです。さらにアートや建築に興味を持つ層にも対応し、地域送客を促す取り組みを行っていきます。具体的な企画として、瀬戸内の島々を巡るツアーも計画しています。
今後の展開と期待
将来的には、日本とラテンアメリカに複数の拠点を持つことを活かし、現地の旅行代理店との協力を強化し、オーダーメイドのラグジュアリー旅行プランを提供する予定です。日本語、英語、スペイン語を駆使した多国籍チームが、お客様の要望に応じた最適なプランをご提案いたします。
結びに
このように、株式会社Encounter Japanはラテンアメリカ市場において新たな訪日旅行の可能性を広げていくことでしょう。メキシコやコロンビアからの旅行者に、日本の魅力を再発見してもらう素晴らしい機会を提供することに期待が寄せられています。ぜひご注目ください。