グルテンフリーの新たな挑戦！「GFひっぱりだこ飯」の誕生

グルテンフリーの伝統的駅弁「GFひっぱりだこ飯」が登場

兵庫県神戸市の老舗駅弁店「淡路屋」と「ケンミン食品」がコラボした新しい駅弁、「GFひっぱりだこ飯」が2025年9月20日から大阪・関西万博で特別販売されます。この革新的な駅弁は、すべての食材をグルテンフリーにこだわり、多くの人々が楽しむことができるように設計されています。

この新しい駅弁は、米や具材、調味料に至るまで全ての要素がグルテンフリーです。従来の「ひっぱりだこ飯」の魅力を引き立てつつ、アレルギーや食習慣に配慮した内容となっています。特に、万博という特別な舞台で販売されることで、食の多様性がより広がることが期待されています。

「GFひっぱりだこ飯」は、「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」でテイクアウト形式で販売されます。販売日は2025年9月20日から23日、以降は土日祝日に展開されますが、販売数は1日100食限定。その価格は1,980円（税込）です。

「GFひっぱりだこ飯」は、小麦を一切使用せず、丸大豆しょうゆや本みりんの和風だしを使った調味料が特徴です。その結果、蛸の旨味や穴子の香ばしさが引き立ち、従来のひっぱりだこ飯とは一線を画した味わいに仕上がっています。また、蛸壺型の器には淡路屋初の黒マット調を採用し、シックなデザインが施されています。

この駅弁の開発には、グルテンフリー化に向けた多くの試行錯誤がありました。特に、醤油などの調味料に小麦が含まれていることが多いため、それらの代わりになる素材を見つけることは非常に困難でした。それでも、淡路屋のこだわりを持ちながら、味の再現に成功しました。

淡路屋の副社長、柳本雄基氏は、「食の多様化が進む中で、皆に楽しんでもらえるような駅弁を作ることができて嬉しいです」と語っています。また、ケンミン食品の社長、高村祐輝氏も、「グルテンフリーの新時代を感じさせる一品として、多くの方に楽しんでもらいたい」と期待を寄せています。

「GFひっぱりだこ飯」は、食文化の革新を代表する一品です。食の制限に悩む人々にも、新たな食の体験を提供する本商品は、これからの時代の要素を取り入れた革新です。万博に足を運んだ際には、ぜひこの特別な駅弁を味わってみてください。