加古川に新たに誕生した認知症対応型グループホーム
2025年9月1日、兵庫県加古川市に新たな認知症高齢者対応のグループホーム「愛の家グループホーム加古川尾上弐番館」がオープンします。これは、加古川市における2つ目の拠点であり、兵庫県全体では8か所目となります。これにより、地域の認知症高齢者の方々へ、より良い介護サービスが提供されることになります。
施設概要
「愛の家グループホーム加古川尾上弐番館」の基本情報は以下のとおりです。
- - サービス形態: 認知症対応型共同生活介護
- - 開設日: 2025年9月1日
- - 所在地: 兵庫県加古川市尾上町池田1749番地の1
- - 電話番号: 050-1721-7383
- - 定員: 18名
- - 建物構造: 木造2階建て
- - 月額利用料金: 154,900円(家賃65,000円、水道光熱費25,000円、管理費15,400円、食事代49,500円)
- - 公式サイト: 愛の家グループホーム
個々の特性を大切にしたケア
当ホームでは、認知症を抱える方々の生活の質を向上させることを目指しています。認知症の方は毎日「不安」や「不確かさ」と向き合っており、新しい環境への適応が難しくなることがあります。そのため、専門的な介助や健康管理を行い、日常生活をサポートします。
特に重視しているのは、「散歩」「食事」「対話」という3つの要素です。これらを通じて、認知症の方々の行動や心理症状を軽減し、安心して生活できるようにします。
散歩の重要性
散歩は、認知症の方にとって心身に多大なメリットをもたらします。軽い運動と外の新鮮な空気を楽しむことで、ホルモンのバランスが整えられ、不安やイライラの緩和が期待できます。毎日の散歩は、健康維持の基本とも言える活動です。
食事がもたらす喜び
食事の時間は、ただの栄養補給に留まらず、心を満たす大切な時間です。栄養価の高い食事を楽しむことで、生活のリズムが整うだけでなく、脳の活性化にもつながります。また、入居者が調理に参加することも大切な活動であり、成功体験が自信の回復につながります。
対話の力
日常の何気ない会話は、認知症の方にとって非常に重要です。対話を通じて安心感や社会的つながりが生まれ、認知機能の向上が期待されます。心に寄り添ったコミュニケーションを重視し、生活を豊かにしていくためのサポートを行います。
メディカル・ケア・サービス株式会社について
「愛の家グループホーム」の運営を行うメディカル・ケア・サービス株式会社は、1999年に創業し、全国に370以上の介護事業所を展開する企業です。認知症ケア専門のグループホームや有料老人ホームを中心に、質の高い介護サービスを提供しています。
使命は「認知症を超える。」という理念のもと、すべての人が自分のペースで、当たり前の生活を送れる社会の実現を目指しています。
まとめ
「愛の家グループホーム加古川尾上弐番館」では、認知症のある方々が安心して暮らせる環境を整え、生活の質を向上させるための多様な支援を行っていきます。今後の地域貢献にも期待が寄せられます。