明石の多国籍カフェ
2025-02-03 11:04:31

明石に多国籍カフェ「まんまるカフェ」がオープン!国際交流が生まれる場所

最近、兵庫県明石市に新たに誕生した多国籍カフェ「まんまるカフェ」。ここは、外国にルーツを持つ住民たちと地域コミュニティの架け橋として設立され、様々な国の文化や料理を楽しむことができる場所となっています。

「まんまるカフェ」の運営を行うのは、特定非営利活動法人「多文化センターまんまるあかし」です。この団体は、在住外国人や外国ルーツの子どもたちに日本語や学習支援を行う活動を10年以上にわたって続けてきました。彼らは、日本で生活をする上で直面する言語や文化の壁を少しでも取り除くためのサポートを行っています。

カフェの開業には、こうした支援が必要だと感じるようになった背景があります。NPO法人の活動を通じて、多くの外国人スタッフが「自分の料理を日本で提供したい」と希望を持っていることがわかりました。しかし、日本語の壁や店の運営に関する情報不足から、多くの人が夢を諦めてしまうことも。そんな中、必要な資金を得るために日本都市計画家協会の助成金に応募し、見事に内定を勝ち取ったことで、「まんまるカフェ」の開業が実現しました。

「まんまるカフェ」では、ウズベキスタン、台湾、フィリピン、ベトナム、ベラルーシから来たシェフたちが、日替わりで母国の家庭料理を提供します。ランチタイムは11:00から15:00まで営業しており、多国籍の温かい食事を楽しむことができます。また、金曜日と土曜日のナイトタイムには、提携先の外国料理店からの特別メニューも登場し、世界のビールも豊富に取り揃えられています。

お店の目玉は、各国のシェフが手掛ける日替わりランチ。これにより、毎回異なる文化と味を体験できるのが魅力的です。店舗は明石駅から徒歩6分の距離にあり、アクセスも非常に便利です。また、日曜と祝日、月曜が定休日ですが、毎月第3日曜日には特別にランチ営業がありますので、訪れるタイミングも計画しやすいでしょう。

オープンしてからの5ヶ月間、スタッフたちは手探りでの運営を続けてきました。彼らの多様な背景を活かしつつ、少しずつメニューを増やしていく予定です。さらに「まんまるカフェ」には、今後も新しい国の料理を提供したいと考えるスタッフが応募しており、国際的なディスカッションやイベントを通じて、さらなる地域交流も期待されています。

団体代表の久保美和氏は、「国籍や文化の壁を乗り越え、共に生きる世界を目指しています。多言語が飛び交うカフェで、希望を持って未来を切り開いていく子どもたちもここから生まれてほしい」と語っています。彼女の強い思いが、このカフェには込められています。

「まんまるカフェ」では、地域の方々にぜひ訪れてもらいたいとスタッフ全員が願っており、カフェの温かい雰囲気と、多文化共生の理想を知ってもらいたいと考えています。今後ますます多くの人々が集い、国籍を問わず交流できる場所として成長していくことが期待されます。

ぜひ、明石を訪れた際には「まんまるカフェ」に足を運んでみてはいかがでしょうか。美味しい料理とともに、心温まる出会いがあなたを待っています。


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