研究協力強化
2025-10-28 01:15:27

岡山大学と九州シンクロトロン光研究センター、研究協力強化に向けた覚書を締結

岡山大学と九州シンクロトロン光研究センター、研究協力強化に向けた覚書を締結



2025年8月1日、岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)は、公益財団法人佐賀県産業振興機構の九州シンクロトロン光研究センター(SAGA-LS)との間で、施設の相互利用を含む協力に関する覚書を締結しました。調印式は津島キャンパスの本部棟で行われ、同大学の学長とSAGA-LSの所長が署名を交わしました。

覚書締結の背景



この覚書は、両機関の資源を最大限に活用して研究の可能性を広げることを目的としています。調印式では、佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)が覚書の意義を説明し、両者の連携の重要性を強調しました。那須学長は、「放射光研究の発展を通じて、地域の研究ネットワークを強化し、社会に貢献していく所存です」と意気込みを示しました。

一方、廣沢一郎所長は、「岡山大学との協力が初の九州域外大学との連携となることは非常に名誉なことであり、今後の包括的な協定の発展にも期待を寄せています」と述べました。

九州シンクロトロン光研究センターとは



SAGA-LSは、九州唯一の放射光施設として、長年にわたり大学、企業、研究機関が共同利用できる場を提供してきました。この施設は、地域の産業発展に寄与するために設立され、多様な研究ニーズに応える体制を整えています。

岡山大学からは約2時間の距離に位置し、研究者にとってアクセスが良好なため、利便性も兼ね備えています。今後、両機関が持つ先端的な技術や知見を共有し、放射光技術を活用した共同研究が進むことが期待されています。

J-PEAKSとの関係



この調印式は、岡山大学が参加する「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施されました。このプロジェクトは、地域と国の未来を共創し、国内外の研究環境を強化することを目的としています。那須学長は、更なる放射光利用の促進と、それによる研究やイノベーションの新たな可能性について期待を寄せています。

未来への展望



今後、両機関の連携を通じて、新たな研究プロジェクトが進行し、岡山大学の放射光研究がさらに進展することが期待されています。また、この覚書を足がかりに、将来的には更なる包括的な協定へと発展させ、地域産業や教育、研究の発展に寄与することを目指しています。岡山大学とSAGA-LSの取り組みに、今後の動向に期待が高まります。


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