新造客船「飛鳥Ⅲ」命名式
2025-07-12 06:43:48

34年ぶりの新造客船「飛鳥Ⅲ」命名式が盛大に行われました

34年ぶりに誕生した新造客船「飛鳥Ⅲ」



2025年7月11日、横浜港の大さん橋で、待望の新造客船「飛鳥Ⅲ」の命名式が行われました。この行事は、郵船クルーズ株式会社の正式な新艦建造から34年という節目を迎えたものであり、多くの来賓や関係者が出席しました。

「飛鳥Ⅲ」は、52,265トンの豪華な客船で、7月20日からの実際の運航が始まる予定です。この新たな船の登場により、郵船クルーズは「飛鳥Ⅱ」との二隻運航体制を実現し、乗客に対してより多様なクルーズ体験を提供することが期待されます。

命名式の様子



命名式は船内のリュミエールシアターで行われ、最先端のホログラフィック技術が活用されました。郵船クルーズの社長、西島裕司氏は「飛鳥Ⅲ」の建設契約がコロナ禍の真っただ中に行われたことや、ドイツでの建造が無事に終了したことについて感謝の意を述べました。また、日本のクルーズ文化の未来についても語りました。

式の中では中野国土交通大臣や横浜市長の挨拶もあり、地域にとっても重要なイベントであることが強調されました。そして、日本郵船の曽我社長夫人による命名と、シャンパンスプラッシュが行われ、華やかな幕開けを飾りました。

船内の魅力



「飛鳥Ⅲ」では、最新の設備が整っており、美しい船内には著名なアーティストの作品が展示されています。特に、メインアトリウム「アスカプラザ」には、蒔絵の重要無形文化財保持者による8.8mの壮大な漆芸作品があります。どの部屋からも大海原を望むことができ、すべての客室にはプライベートなバルコニーが設けられています。

さらに、シグネチャーレストランでは厳選された料理が提供され、フランス料理やイタリア料理など、多彩なダイニングが楽しめます。船首に位置する「グランドスパ」では、お風呂から美しい景色を望むことができ、リラックスした時間を過ごすことができるのも特徴です。

「飛鳥Ⅲ」の設計には環境にも配慮されており、LNG燃料を使用したエンジンを搭載しています。また、Dynamic Positioning SystemやPOD推進器など、最先端の技術が投入されており、持続可能なクルーズ体験を実現しています。

今後の展望



「飛鳥Ⅲ」は、7月20日から日本国内の30港に寄港するオープニングクルーズを開始します。また、ノスタルジックな街並みで知られる函館や小樽を巡る旅や、日本一周のクルーズのプランも提供されています。

厚い歴史を持つ「飛鳥」ブランドが新たなステージに進む中、郵船クルーズはお客様が充実した旅を楽しめるよう、さらなる発展を目指していきます。この新しい航海が多くの人々にとって特別な体験となり、幸運をもたらすことが期待されています。皆さんも「飛鳥Ⅲ」の旅に参加して、最幸の時間を体験してみませんか?

飛鳥Ⅲ命名式の様子
飛鳥Ⅲシャンパンスプラッシュ


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

関連リンク

サードペディア百科事典: クルーズ 飛鳥Ⅲ 郵船クルーズ

トピックス(旅行)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。