ヤヱガキ酒造がフランスのコンクールで快挙!
兵庫県姫路市にあるヤヱガキ酒造株式会社は、350年以上の歴史を持つ老舗酒蔵です。創業以来、地域を代表する日本酒を制作し続けてきたこの酒蔵が、最近の国際的な評価で新たな高みを迎えました。2025年のフランス・パリで開催された「Kura Master」において、ヤヱガキ酒造の「八重墻 純米大吟醸」と「八重墻 特別純米」の2銘柄がそれぞれプラチナ賞を受賞したのです。
「Kura Master」とは?
「Kura Master」は、日本酒を対象としたフランスの酒類コンクールです。2017年から始まったこのイベントでは、フランスの一流ソムリエやレストラン業界の専門家が審査員を務めます。各出品酒はブラインドテイスティングを通じて、味わいや香り、料理との相性などが総合的に評価されます。今年も数千点の日本酒が出品され、その中から選ばれることは非常に名誉なことです。
受賞した2銘柄の魅力
1.
八重墻 純米大吟醸(720ml:3,850円税込)
この純米大吟醸は、兵庫県産の山田錦を50%まで精米し、低温で丁寧に仕込まれています。その結果、ふくらみのある米の旨みと繊細でエレガントな香りが融和し、上品な味わいに仕上がっています。特に、今年は「純米大吟醸酒部門」のプラチナ賞の中から優秀賞にも選出され、その品質が証明されました。
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2.
八重墻 特別純米(720ml:2,310円税込)
この特別純米酒は、食中酒として高い評価を得ており、その特徴は力強さと柔らかな酸の絶妙なバランスです。この素晴らしい味わいは、どんな料理とも相性が良く、懐の深さが際立っています。
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ヤヱガキ酒造の歴史と展望
ヤヱガキ酒造は、359年の歴史を誇り、兵庫県の恵まれた自然環境と清らかな水で日本酒文化を育んできました。1999年からはアメリカでの醸造も始め、グローバルな展開を進めています。今回の受賞により、国内外での日本酒文化の評価がますます高まることが期待されます。
ヤヱガキ酒造の代表取締役社長、長谷川雄介は、「日本酒は日常の食卓に寄り添い、料理の味を引き立てる存在です。私たちは、伝統を大切にしつつも、現代の食生活に合わせた味わいを追求してきました。今回の受賞は、その成果が国際的に認められた証です。」と語っています。
まとめ
ヤヱガキ酒造の受賞は、単なる栄誉だけでなく、地域の日本酒文化の将来を照らす光となります。これからも、より多くの人々に日本酒の魅力を伝え続ける企業として成長していくことでしょう。日本酒の新たな可能性を感じさせるこのニュースに、目が離せません。