港町神戸の魅力的なバー文化を体験しよう
神戸市では、夜の楽しみ方を広げる「あたらしい遊び方」として、ナイトタイムエコノミー推進に力を入れています。特に、港町神戸で育まれたバー文化をテーマにした取り組みが注目を集めています。今年度、神戸観光局は外国人観光客をターゲットにした2つの新しい施策を発表しました。これは神戸の夜の街をより魅力的に感じてもらうための試みです。
1. 英語パンフレット『Kobe Bars』の作成
2025年上半期には、神戸の外国人宿泊者数が前年同期比で40%も増加すると予想されており、神戸での観光需要が高まっています。そこで、神戸観光局は、外国人観光客がバー文化を楽しむための情報を提供する英語パンフレット『Kobe Bars』を作成しました。このパンフレットでは、オーセンティックなバーから創造的なミクソロジーやアニメテーマのバーまで、神戸の多様なバーシーンを紹介しています。
収録されているバーは、合計8店舗。各店舗のユニークな雰囲気や特製ドリンクが記載されているため、初めて訪れる方でも安心して楽しむことができるでしょう。また、地元の人ならではのバーの楽しみ方や、バーテンダーとの会話を通じて新たな発見があることも案内しています。
このパンフレットは、神戸空港や観光案内所で入手可能です。
2. バーをテーマにしたスタンプラリー
さらに、西日本旅客鉄道株式会社と協力し、「神戸線ええやん魅力発見スタンプラリー」を実施します。秋と冬のシーズンに展開されるこのスタンプラリーでは、神戸市内のバー11店舗が参加し、訪問することでスタンプが集まります。
例えば、著名な「BAR alf」や「KOBE WHISKY BAR」といったバーが名を連ねています。スタンプを一定数集めることで、素敵な賞品も用意されています。こちらのスタンプラリーは、デジタルアプリ「WESTER」を使用することで、参加者が便利に参加できる仕組みです。
実施期間は、秋シーズンが2025年10月14日から12月14日まで、冬シーズンは12月15日から2026年2月15日までです。
神戸のナイトライフを楽しむために
今回の施策を通じて、神戸のナイトライフの魅力がより多くの人に伝わることを期待しています。神戸のバー文化は、かつて西洋の船乗りたちによって始まり、今もなお愛され続けています。新たに訪れる人々に、地元の人と同じような体験を提供することが目指されています。バーでの特別な一杯や、バーテンダーとの貴重な会話を通じて、神戸の魅力を存分に感じてみてください。
今後は、神戸市が推進するナイトタイムエコノミーの取り組みについても、さらなる情報が提供される予定ですので、ぜひ注目してみてください。有意義な夜を過ごすためのアイデアとして、さまざまな体験が待っています。詳細は神戸観光局の公式サイトや観光案内所でチェックをお忘れなく!