黒川ダリア園の魅力
2025-09-26 18:49:25

秋の訪れと共に彩り豊かなダリアを楽しむ黒川ダリア園の魅力

秋の訪れと共に彩り豊かなダリアを楽しむ黒川ダリア園の魅力



兵庫県川西市北部に位置する「黒川ダリア園」が9月25日より開園しました。11月9日まで開園しており、季節の美しさを体感できる機会が増えました。開園時間は午前9時から午後4時までで、高校生以上の入園者には500円の環境整備協力金が求められています。

このダリア園は、地域住民の手によって育てられた約0.4ヘクタールの広さがあり、約300種、そして900株のダリアが色とりどりに咲き誇っています。朝夕の冷え込みがあることで、これらの花々の色合いが鮮やかになり、秋の深みを感じさせます。涼しさが花の生育を促進し、訪れる人々は11月9日まで、その美しさを楽しむことができます。

今年は新たに「ペアリング」「春霞」「ときめき」といった品種も加わり、花の多様性がさらに広がりました。特に、直径30センチ以上の大輪から、わずか5センチの極小輪までのダリアが揃っており、その豊かな表情は訪れる人々の心を掴んで離しません。

このダリア園の設立の背景には、山形県川西町から贈られた279株のダリアがあります。平成14年から育成が始まり、年月を経て育てられた結果、平成17年には64種約1500株が見られるようになりました。地域の人々の協力および努力によって、この美しいダリア園は年月を経て、着実に成長してきました。

ダリアを育てる上での苦労を語るのが、代表の本射治さんです。「今年の夏は異常な暑さが続きました」と話し、「開園の時期を昨年より1週間遅らせたことで、花がよく咲いている状態でオープンできました。ダリアは暑さに弱い植え物なので、その育成には細心の注意が必要ですが、皆で力を合わせて大輪の花を咲かせようと取り組んでいます」。

ダリアはキク科に属する多年草で、その原産地はメキシコ高地です。世界には3万種以上の品種が存在し、直径5センチ以下のポンポン咲きから超巨大輪まで多彩な形状の花があります。色合いも白、黄色、紫、オレンジなど様々で、鑑賞する楽しみが尽きません。

アクセスも便利で、車を利用する場合は川西市の中心部から北へ約40分の距離に位置し、新名神高速道路の川西ICからも約20分でアクセスできます。無料駐車場も完備されているものの、台数に限りがある点には注意が必要です。また、電車で訪れる際は能勢電鉄の妙見口駅から歩いて43分の距離です。

地域の方々の愛情と努力が詰まった黒川ダリア園は、訪れる人々にとって特別な秋の思い出を提供してくれる場所です。美しいダリアの花々を楽しみに、ぜひ足を運んでみてください。


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