上野東照宮での特別な節分祭
令和五年12月13日、上野東照宮・神楽殿にて和食文化の保護と黒豆の魅力を伝える新たなイベント『令和八年 上野東照宮 節分祭 “黒”福豆まき』が開催されました。この祭りは黒豆奉納実行委員会(主催:株式会社小田垣商店、丹波篠山市観光協会、フジッコ株式会社、後援:丹波篠山市、協力:兵庫県丹波黒振興協会)により、160年振りに復活した「黒豆奉納式」を受け継ぐ形で行われました。
黒豆の重要性
「黒豆」は、古くから日本の食文化に深く根付いている食材です。実は、3年前には和食の世界遺産登録から10周年を迎えましたが、これには重要な背景があります。それは、絶滅の危機にある食文化の維持が目的であり、本イベントはその一環としても位置付けられています。このような背景の中、黒豆奉納実行委員会は、それまでの流れを汲み、黒豆の知名度を向上させたいと考えているのです。特に、黒豆はその栄養価の高さや健康効果ゆえに、「まめに暮らす」「魔除け」など、様々な意味を持つ食材でもあります。
笑顔あふれる節分祭
当日は、TBSテレビの宇賀神メグアナウンサーが「上野東照宮一日巫女」として登場し、参加者全員と共に「平穏無事」を願って邪気を払い、黒福豆を満ち溢れさせるセレモニーを行いました。これを通じて、地域の伝統と文化が交流し、連帯感を高める素晴らしい場となりました。
また、一般参加型の「黒豆つかみゲーム」も開催され、大いに盛況を博しました。このゲームでは、フジッコが開発した和食作法継承キット「まめっ子くん」を用いることで、箸の使い方や伝統的な食事マナーを学ぶ機会となりました。参加者は和気あいあいとした雰囲気の中、黒豆をつかむ楽しみを体感し、さらには丹波黒の煮豆や黒豆お守りが配布されるなど、参加者全員が和やかな時間を楽しむことができました。
宇賀神メグアナウンサーの魅力
イベントの顔とも言える宇賀神メグアナウンサーは、埼玉県出身で、TBSに入社以来、数々の人気番組に出演してきました。特技はエレキギターであり、趣味としてガーデニングや喫茶店巡り、アニメや漫画にも親しんでいる彼女ですが、多才なバックグラウンドが魅力的です。彼女のナビゲートによって、参加者は黒豆の魅力を再認識し、和食文化の重要性についての理解が深まる大切な時間となりました。
今後の展望
このような取り組みは、今後も続けていく予定です。日本の文化や食への理解を深め、黒豆という本当に健康的な食材を多くの人に知ってもらうことが目標となっています。それを通じて、ただの食材ではなく、食文化の象徴でもある黒豆の重要性を伝えていくことが今後の大きな課題です。節分の機会を利用して、年間を通じて黒豆を食卓に取り入れることを皆さんに呼びかけていきます。まずはこのイベントをきっかけに、多くの方々が黒豆に親しみ、楽しむきっかけになれば嬉しい限りです。