吉野家、牛丼の達人たちを称えるグランドチャンピオン大会を開催
株式会社吉野家が3月4日に行った東日本店長集会で、「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」と「キッチンマスターチャンピオン大会」の優勝者が発表されました。優勝者には、賞金とトロフィーが贈呈され、彼らの卓越した技術が称えられました。
牛丼の達人、奥村和也さんが見事な栄光を獲得
この大会では全国の店舗で牛丼作りを競う中、浜松若林店の奥村和也さんが「肉盛り実技グランドチャンピオン大会」のチャンピオンに輝きました。彼は過去に全国決戦に出場し、2017年には準グランプリを受賞する経験を持つ実力者。今回が4度目の挑戦で、見事に初のチャンピオンの栄光を勝ち取りました。全国1,259店舗から集まった牛丼作りの達人たちの中で、奥村さんの調理技術とお客様への心配りが評価されました。
大会では、牛丼の美味しさを構成するための様々な要素、例えば「煮肉の味」、「盛り付けの速さや美しさ」、さらには「お客様への配慮」など、70項目にわたって審査が行われます。従って、このチャンピオン大会での勝者は実に厳選された技術者たちなのです。
河田賢さん、キッチンマスターチャンピオン大会での奮闘
一方、「キッチンマスターチャンピオン大会」での優勝者については、10号線片野店の河田賢さんが栄冠を手にしました。この大会は、店舗の効率的な運営や調理技術、顧客サービスの質を競うもので、2022年度に新設された新しい試みです。
河田さんはアルバイトからスタートし、店舗運営における重要な役割を担うようになりました。今回の全国大会では、店舗運営の要となるマスターポジションでの技術を発揮し、見事に優勝。彼は「何事も一生懸命にやれば、応援してくれる人がいると実感できた」と語っています。
牛丼作りの極意と店舗運営の美学
奥村さんの牛丼に対するこだわり
奥村さんが追求する牛丼の秘訣は、高温調理によって肉の脂をしっかりと抜き、玉ねぎとの絶妙なバランスを保つこと。飽きが来ず、また食べたくなる味を大切にしています。
河田さんの運営哲学
河田さんは、正しいマニュアルを徹底的に理解した上での調理を心がけており、従業員同士のコミュニケーションも重視しています。スムーズな運営のために、お互いに声を掛け合いながら協力し合うことが、良質なサービスを創造します。
吉野家が目指す未来
吉野家は、牛丼作りの達人を育てると同時に、店舗運営においてもクオリティを追求しています。大会を通じて、参加者たちは互いに刺激を受けて成長していく姿が見受けられます。企業の理念「For the People」を基に、従業員の喜びややりがいが、やがてお客様へ最高の食事体験を提供することにつながります。
今後も吉野家は、すべてのお客様に本物のうまさを提供し続け、技術とサービスの向上に全力を尽くすことで、持続可能な成長を目指してまいります。