2025年1月11日(土)、神戸市の流通科学大学で「阪神・淡路大震災30年シンポジウム」が開催されます。このシンポジウムでは、ダイエーとローソンの上層部、前神戸市消防局長を含む専門家たちが、阪神・淡路大震災からの教訓と今後の流通業の役割について深く議論します。
シンポジウムの背景
1995年に発生した阪神・淡路大震災は、流通業界の重要性を世に知らしめました。特に、災害時において迅速に水や食料を供給することが、地域社会の復興にどれほど寄与するかが再認識されたのです。
これを受け、流通科学大学は「阪神・淡路大震災から30年」をテーマに、過去の経験を生かし、今の社会インフラとしての流通業の姿と未来のビジョンを探る貴重な機会を提供します。参加者は小売や流通業界の関係者、そして一般市民まで幅広く募集中です。このシンポジウムは、参加費が無料であるため、多くの方に気軽に参加していただけることが期待されています。
イベント詳細
- - 日時: 2025年1月11日(土)13:30~15:30
- - 場所: 流通科学大学内 大教室
- - 参加申し込み: 特設ページ(リンク]から応募可能
- - 申込期間: 2024年12月2日(月)~2025年1月6日(月)17:00まで
プログラム
シンポジウムは、まず主催者挨拶および黙祷から始まり、その後基調講演が行われます。ローソンの災害対応についての講演では、同社の専務執行役員である郷内正勝氏が講演します。続いて、パネルディスカッションでは、流通店舗のリーダーたちが集まり、災害における流通の重要性と今後の展望について活発な意見交換が行われる予定です。
参加してみたい方へ
このシンポジウムは、流通業に関心のある方はもちろん、自身の生活における流通の重要性を再認識されたい方にもおすすめです。震災から30年を迎えた今、我々が何を学び、どのように未来に活かせるかを共に考える良い機会です。
さらに、本学ではシンポジウム関連の活動として、「阪神大震災」の復刻版書籍の出版や、ダイエー資料館内に震災コーナーの設置、図書館に震災関連書籍コーナーの設立を予定しています。
お問い合わせ
阪神・淡路大震災30年シンポジウムに関するお問合せは、流通科学大学の事務局までお願いします。
このシンポジウムをきっかけに、流通業界の未来に向けて新たな視点を提供できることを願ってやみません。