情報セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」が2億円の資金調達を実施し新たな成長へ

セキュリティ教育クラウド「セキュリオ」が新たな資金調達

日本の情報セキュリティ業界において大きな注目を浴びるLRM株式会社が、2億円の資金調達を実施しました。今回の資金は、グローバルセキュリティエキスパート（GSX）社および日本サイバーセキュリティファンドからの出資により実現しました。資金調達の目的は、人材採用や「セキュリオ」の研究開発への強化です。

資金調達の背景

近年、IT環境が進化し、さまざまな業界でのクラウドサービスや生成AIの活用が進む中で、サイバー攻撃も巧妙化しています。特に悪意を持つ攻撃者がそれらの技術を悪用する事例が増加し、組織は新たなセキュリティリスクに直面しています。このような状況下で、物理的・技術的な対策はもちろん、組織全体のセキュリティ意識の向上が求められています。

LRMが展開する「セキュリオ」は、このニーズに応えるために開発された教育クラウドです。セキュリティ意識を高める取り組みとして、eラーニングや標的型攻撃メール訓練などを提供し、実効性のある教育サービスです。

「セキュリオ」の役割

「セキュリオ」は、人材の活用と意識向上によって企業が情報を安全に守り活用することを目指しています。日本の特性に合った具体的な教育プログラムが評価されており、累計2,200社以上での導入実績があります。さらに、現在提供されている様々なサービスとの連携により、よりきめ細やかな対応が可能となっています。

LRMの今後の展望

資金調達を受けて、LRMは専門性の高い人材の採用を強化し、高品質なサービスの提供を目指します。セキュリティ対策だけでなく、教育を通じた企業文化の構築を促進することにより、幅広い顧客ニーズに応えていく考えです。

また、GSX社との資本業務提携により、今後の成長戦略に新たな展望が開けました。これにより、LRMのクライアントはより多様なセキュリティソリューションを享受でき、業界全体の発展にも寄与することが期待されています。