中小企業を支援する生成AIの新たな力
兵庫県姫路市に本社を置くZept合同会社と、デジタル変革を推進する株式会社デジライズは、戦略的パートナーシップを結びました。この提携により、中小企業は生成AIを活用した新しいソリューションを手に入れ、業務の効率化と事業の成長を図ることができます。
提携の背景
Zeptは、中小企業向けに生成AIを基にしたツールやサービスの開発を進めています。その一環として、月額500円から利用できる「ミカタAI」というChatGPT活用ツールを新たにリリースしました。このツールにより、企業は手軽にAI技術を導入できる環境を整えることが可能です。
一方のデジライズは、AIを用いた法人向けの研修や導入支援に注力しており、これまでに200社以上の企業において2万人を超える社員にAI活用のスキルを提供しています。特に中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)や業務効率を高めるためのリスキリングプログラムに強みがあり、高い評価を得ています。この連携によって、次世代の企業成長を支える強力なパートナーシップが誕生しました。
パートナーシップの特集
Zeptとデジライズの共同取り組みでは、以下の内容が特徴となります。
中小企業向けのChatGPT「ミカタAI」は、月額500円から始められ、業種ごとに顧客ニーズに対応した柔軟な機能拡張ができます。また、導入サポートも充実しており、企業がAIをしっかりと活用できるよう支援します。
デジライズでは、法人向けのAIリスキリングプログラムや経営者向けのセミナーを実施し、中小企業でのAI活用を推進します。
代表者の声
デジライズの代表取締役CEO、茶圓将裕氏は、「企業に安心してAIを利用できる環境を提供し、その利活用を全社員に浸透させることが我々のミッションです」と語っています。同社の主力サービスである法人リスキリングは、10ヶ月で200社に導入され、着実に成果を上げています。
一方、Zeptの榎公志代表も、「AIを活用することで中小企業のビジネスプロセスを変革し、競争力の強化を目指したい」とコメントしています。
今後の展望
この提携を通じて、Zeptとデジライズは中小企業がAIを効果的に活用し、業務改善や新たな成長機会を見出せるようにサポートし続けます。特に、国内外から進化するAI技術に遅れを取らないよう、日本の中小企業に対してリーダー的な立場で伴走していくことが期待されています。