兵庫の企業toraruがグローバルピッチファイナリストに選出！新たな移動の形を提案

兵庫の革新企業toraruが世界の舞台に挑戦

兵庫県神戸市に本社を置く株式会社toraruが、旅行業界の重要なイベントである「2025 Phocuswright/WiT Global Startup Pitch」においてファイナリストに選ばれたことが発表されました。これは、世界中のスタートアップの中から選ばれた19社の一つとして、革新的なアイデアを披露する大きなチャンスです。

Phocuswrightとは？

Phocuswrightは1994年に設立された旅行業界専用のリサーチ会社です。業界内のトレンドやデジタル技術、ビジネスモデルに関する調査を行い、その結果を通じて企業が次の一歩を踏み出す助けとなっています。このような背景の中で、toraruがピッチコンテストに選ばれたことは、同社の成長と未来へのビジョンを示す証とも言えるでしょう。

toraruの革新技術「GENCHI」

toraruが開発した「GENCHI（ゲンチ）」は、移動代替手段としての新しいプラットフォームサービスです。このサービスは、遠隔地にいる人が現地のリソース（人やロボットなど）と連携し、現地体験をシェアできる仕組みを持っています。具体的には、依頼者は現地にいるかのような体験を通して、自らの目的を達成することが可能となります。

このサービスは旅行やビジネスの場面での新たな選択肢を提供しており、「実際にその場所にいる感覚」を提供することに成功しています。これにより、移動に伴う時間とコストの削減、さらには健康リスクの軽減が見込まれます。

Global Startup Pitchの意義

「2025 Phocuswright/WiT Global Startup Pitch」では、200社近いエントリーがあった中から選ばれた19社がファイナリストとして参加し、最終的に9社が決勝に進むことができます。このイベントは、次世代の旅行業界の課題に取り組む企業やアイデアを発掘するための重要なプラットフォームです。toraruが選ばれたことで、同社のビジョンが市場から注目されている証拠となります。

5感を共有する未来

toraruは、将来的に人間拡張技術を通じて五感すべてを共有することを目指しています。これにより、物理的な移動に依存しない新たな世界を提供することが期待されています。このサービスは、特に人手不足が問題となっている企業に対しても、高い効率性を持った業務プロセスを確立する助けとなるでしょう。

まとめ

株式会社toraruがPhocuswrightのピッチコンテストに選出されたことは、同社の目指す移動の未来像が国際的に評価されたことを意味します。「GENCHI」の取り組みが今後どのように進化していくのか、旅行業界だけでなくビジネス全体においても革新をもたらすことが期待されます。遠隔地での体験を共有することが可能になるこの新しい技術が、未来の移動の常識となる日も近いかもしれません。