関西大学で開催されるヤング・リーダーズ・サミット
9月30日から10月4日にかけて、関西大学にて第6回ヤング・リーダーズ・サミットが開催されます。このプログラムは、ASEF(アジア・ヨーロッパ財団)が主催し、世界50か国から選ばれた89名の若者が集まり、未来社会をテーマに議論を行います。プログラムの特徴は、オンライン学習と対面実践を組み合わせたブレンディッド型教育によるもので、最先端の国際教育を体験する機会となっています。
世界から集まったリーダーたち
今回のサミットに参加する若者たちは、なんと選抜倍率150倍を勝ち抜いた精鋭です。それぞれが独自のバックグラウンドを持ち、多様な視点から課題解決に挑む姿勢を見せています。テーマは「Society 5.0」で、未来社会における生活や働き方、技術の進化について深く考察します。
ブレンディッド型教育の価値
このプログラムでは、すでに事前にオンラインでのセッションを行い、参加者同士の信頼関係を築いてきました。これにより、対面での議論がより活発に展開されます。特に、万博会場での発表や神戸での防災に関する実践的な学びが、このプログラムの重要な要素となっています。10月3日にはJICA関西センターや阪神淡路大震災記念施設を訪問し、実際の防災に対する理解を深めるとともに、国際協力の重要性についても考えを持つ機会となります。
関西大学の国際的な教育の一環
本サミットは、文部科学省の「大学の世界展開力強化事業(JIGE)」のもとで実施され、関西大学と他の大学が共同で取り組んでいます。関西大学の学生も特別枠で参加し、国際的な視野を持つ人材へと成長する機会を得ています。
未来への架け橋
このサミットを通じて、参加者たちは自らの経験を地域社会や国際社会に還元することが求められます。国際的なネットワークを構築し、未来のリーダーとして成長する過程を見届けることができるでしょう。
ぜひ、関西大学で行われるこの重要な国際プログラムに注目してみてください。289名の若きリーダーたちが、これからの社会をどう変えていくのかが楽しみです。