神戸須磨シーワールド、「海洋プラスチックごみ水族館」を開催
兵庫県神戸市にある神戸須磨シーワールドは、水中写真家の鍵井靖章氏による特別な展示「海洋プラスチックごみ水族館」を開催します。このイベントは、海洋ごみ問題に関する啓発活動を目的としており、2025年10月11日から31日までの間、須磨海浜公園と一体となって進行します。
鍵井靖章氏の美しい水中世界
鍵井靖章氏は、兵庫県出身の著名な水中写真家で、さまざまな海での撮影活動を行ってきました。彼は独自の視点で海の生き物たちを捉え、その作品は多くの人々に感動を与えています。この度のイベントでは、彼が撮影した美しい水中の映像が、実際に集められた海洋プラスチックごみを使った作品と融合して展示される予定です。これにより、見る人々が海の美しさとそれを脅かす現実について考えるきっかけを持てることでしょう。
アートと教育の融合
1階のアクアライブには、鍵井氏の作品を基にしたインスタレーションが設置されます。彼の卓越した技術で捉えた海の生物たちが、環境問題とどのように結びつくのか、訪れた人々に深いメッセージを届けることを目的としたアート作品です。美しい生き物の姿と対照的な海洋ごみが生み出すコントラストは、私たちに海の未来について思考を促します。
トークイベントで学ぶ海洋ごみ問題
特に注目すべきは、10月18日(土)に行われるトークイベントです。鍵井氏が直接登壇し、彼が須磨海岸や世界の海で撮影した映像とともに、海洋プラスチック問題についてお話しします。この機会に、私たちのすぐ近くにある海の現状についての理解を深め、どのように日常生活で環境問題に取り組んでいけるかを考えることができるでしょう。
イベントへの参加は事前申込が必要で、受付は2025年9月19日から30日まで。参加希望者は早めにウェブからの申し込みをお勧めします。
SUMArt DAYSの一環として
「海洋プラスチックごみ水族館」は、須磨海浜公園やその周辺で行われる「SUMArt DAYS」というマンスリーイベントの一部です。このイベントは、地元の団体や企業が協力して海と人々をつなげる取り組みの一環で、全体を通じて持続可能な未来を模索する内容となっています。この「SUMArt」には、須磨地区やアート、そしてスマートな生活を目指すというメッセージが込められています。
まとめ
神戸須磨シーワールドでの「海洋プラスチックごみ水族館」は、環境問題への意識を高める素晴らしい機会です。鍵井靖章氏の美しい映像を通じて、海の魅力や大切さを再認識することができるでしょう。このイベントを通じて、私たち一人ひとりが海を守っていく意識を育んでいくことが求められています。美しい海の姿を見に、ぜひ訪れてみてください。