障がいを超えたビーチづくりの挑戦
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが、2025年9月1日から4日まで京都で開催される「Industry Co-Creation (ICC) サミット KYOTO 2025」に参加することが決まりました。このプロジェクトは、多様性を尊重し、すべての人が楽しめるビーチ環境の実現を目指しています。
プロジェクトの背景と目的
この活動は、土原翔吾が理事事務局長を務めており、"できない"を"できた!"に変えることを合言葉にしています。これまでの8年間、障がいの有無や年齢、性別を問わず、全ての人に海の楽しさを提供することに注力してきました。特に神戸・須磨の海を拠点として、この理念を広めてきたのです。
ICCサミットでのプレゼンテーション
ICCサミットは、毎年多くのビジネスパーソンや企業が集まり、さまざまな社会課題について意見を交わす場として知られています。その中でも「ソーシャルグッド・カタパルト」は、社会の改善に取り組む実践者が自身の活動を7分間で発表する特別なセッションです。土原は、今回のイベントでそのトップバッターとして登壇を予定しており、多くの人々にプロジェクトの重要性と活動内容を伝える貴重な機会となります。参加者からの反響も大きいものになることが期待されています。
ユニバーサルデザインとは
須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、ユニバーサルデザインを基盤にしたビーチづくりを進めています。ユニバーサルデザインとは、特定の人々だけが排除されることなく、誰もが使いやすい環境を設計することです。購入、使用、享受することができる場が与えられることにより、誰もが自由に活動できる環境を整えることが目的です。
地域との連携と認知拡大
このプロジェクトは、行政や地域団体との連携を深めることによって、認知度を高めてきました。しかし、大企業やスタートアップなど、まだまだ浸透していない部分も多いと土原は語ります。彼は、今後地域の企業と共に活動を展開し、「海に入る」こと自体が目的ではなく、挑戦する文化を全国に広めることを目指しています。
目指す未来
土原は、須磨の地域特性を活かしたビーチ環境が、日本全国のあり方に大きな影響を与えると信じています。この活動を通じて、海が持つ力とたくさんの仲間の支えにより、困難だと思っていたことに挑戦するためのプラットフォームを提供していきます。すべての人が参加できる社会を目指す取り組みであるこのプロジェクトは、私たちの生活をより豊かにする一助となるでしょう。
参加情報
ICCサミットの詳細は公式サイトで確認できます。土原のプレゼンテーションは、9月4日(木)9時15分から開始され、YouTube Liveでも中継される予定です。興味のある方は、是非チェックしてみてください。
公式サイト:
ICCサミット KYOTO 2025
このプロジェクトの活動や、参加方法については、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの公式ウェブサイトでも確認可能です。皆さんもぜひ、私たちの取り組みを応援してください。
公式サイト:
須磨ユニバーサルビーチプロジェクト