2025年11月29日(土)と30日(日)、大阪南港のATCエイジレスセンターで「第6回関西キッズ機器展」が開催されます。このイベントは、疾患や障がいを持つお子様とその家族を支援するための機器やサービスを紹介する展示会で、多くの参加者が集まります。
今回、特に注目を集めるのが、日本山村硝子株式会社と株式会社NEWSTAが共同で運営するファミケアの出展です。ファミケアは、疾患や障がいを持つ子供たちの日常を少しでも楽にする情報を提供しており、この展示会では新たに開発された医療的ケア児向け製品を展示することになっています。
出展内容
展示ブースでは、全国の疾患児・障がい児の家族と共にプロジェクトを進める「#これがあればたすかる!みんなでつくるプロジェクト」の成果として、医療的ケア児向け新製品「パウチ専用コネクタ」を紹介します。この製品は、市販のパウチ飲料と注入用シリンジを直接接続するもので、片手でパウチを押すだけで内容物をスムーズにシリンジへと移動することができます。特許出願中のこのコネクタは、経管栄養用シリンジにも対応しており、使いやすさが追求されています。製造元の日本山村硝子によると、耐熱温度が100℃で、一般的な業務用としても信頼性の高い製品となっています。
さらに、他の医療的ケアに特化した製品も見逃せません。例えば、「ぴったりトロミがつくカップ」は、飲み込むことが困難な患者さん向けに設計されており、正確なトロミ具合を自宅で簡単に調整できる便利なアイテムです。また、「シロップぴったりシロピィ」は、投薬対象の子どもたちが正確にシロップを計量できるツールとして、多くの親に重宝されています。
販売と予約について
「パウチ専用コネクタ」の販売は、ファミケアのオンラインショップおよびイベント期間中のブースでも行われます。予約販売は2025年10月23日より開始し、限定300セットが初回分として用意されています。年明けの2026年1月から順次発送される予定ですので、お早めの予約をおすすめします。
まとめ
「第6回関西キッズ機器展」は、疾患児・障がい児向けの製品やサービスが一堂に会する貴重な機会です。ファミケアが展開する新製品を直接体験できる絶好のチャンスをお見逃しなく、ぜひご参加ください。また、ファミケアの公式サイトやSNSでも最新情報が発信されているので、チェックしてみてください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。