震災30年を迎えた神戸で美味しい防災食「KOBE BOX2」が登場!
阪神・淡路大震災の記憶が息づく神戸で、震災を経験した11の企業が手を組んで新たな防災食、「備蓄でお守り KOBE BOX2」が発表されました。このプロジェクトは、フェリシモが展開する「みんなのBOSAIプロジェクトもしもしも®」によって実現され、2023年12月17日からウェブ販売が開始されます。
1. 美味しさと備蓄の両立
「備蓄でお守り KOBE BOX」シリーズは、普段の食生活でも楽しめるおいしい食品を備蓄できることを目指しています。第1弾の発売以降、好評を受けて今回は10の企業が協力してより多様な美味しさと食べやすさを追求した内容となっています。セットには、「ビーフシチュー」や「鮭の塩焼き」、さらには「やさいとくだもののジュース」や「クッキーバニラ」など、肉料理からデザートまでがコンパクトに詰め込まれています。
2. 震災の教訓を活かした商品開発
1995年1月17日に起こった阪神・淡路大震災は、神戸だけでなく日本全体に防災の重要性を教えました。この震災の教訓を元に、フェリシモは常に防災の知識を更新し、未来へつなげる備えを考えることを呼びかけています。「もしもしも防災シリーズ」のアイテムは累計販売数130,000個を超え、多くの人々に支持されています。
3. お守りボックスの特徴
KOBE BOX2の設計には、被災者のリアルな声が反映されています。「お米が食べたい」「食物繊維が不足している」「甘いおやつで心を休めたい」など、実際の体験から生まれた希望が詰まっています。食品は普段の日にも美味しく食べられるものが選ばれ、賞味期限は最短7か月と設定されていますので、長期保存をしつつも安心して消費できます。
4. 防災を考えるギフトとしても
このKOBE BOX2は、家族や友人、遠く離れた愛する人への贈り物にも最適です。一緒に防災について考え、備蓄の知識を高める良いきっかけになります。また、賞味期限が近づくと「そろそろ食べて」というアラートがメールで届くサービスもあり、食品を無駄にしないための配慮もなされています。
5. コンパクトで使いやすいデザイン
KOBE BOX2は、サイズが約28.5cm×17cm×11cmとコンパクトなので、リビングやキッチンに置いておいても邪魔になりません。デザインはサタケシュンスケさんによるもので、可愛らしく目を引く外観となっています。見えるところに保管することで、「もしも」に備えて意識しやすくなります。
6. 食品の使い方とアレンジ法
お届けされるセットには、取り扱いが簡単なレシピも付いており、シェフによる数人的な分量に増やす方法も提案されているため、家族や友人と共有可能です。これにより、普段の料理をアレンジしながらも減災につなげることができます。
7. 防災基金の運用
KOBE BOX2の購入時には、30円が「もしもしも防災基金」として運用されます。この基金は、必要なときに必要な場所へ支援を行うためのものです。
結論
「備蓄でお守り KOBE BOX2」は、震災の経験を生かした美味しくて安心な防災食を提供しており、私たちの「もしも」の備えを一層充実させるアイテムとなっています。この機会にぜひ、生活の一部として備えてみてはいかがでしょうか。