風の環のアート
2025-08-29 16:42:06

異分野のプロが共同制作したアート作品、神戸で公開!

神戸で体験する自然とアートの融合



兵庫県神戸市のアートシーンに新たな風をもたらすアーティスト・コレクティブ「風の環 - Echoes of the wind -」。この集団は、漁師や木材加工プロ、建築家、データサイエンティストといった異なる専門家が集まり、一つのアート作品を創出しました。今回、彼らの手掛けた体験型アート作品《しらす、山に昇る》が「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」で公開されます。

作品の概要


この《しらす、山に昇る》は、岡山から明石に流れる風やそのさまざまな気象データを用いた作品です。神戸六甲で制作されたこの作品は、八角形の木材で作られた円筒空間に観客が入ることができ、中に揺れるしらすの群れを体感します。日中は自然の風に揺れて、夜になるとセンサーに反応してLEDライトが点灯し、幻想的な光景を生み出します。

この作品は、神戸六甲周辺の9箇所に設置されたセンサーを用いて、風のデータをリアルタイムで収集しています。これにより、見えない風を可視化し、自然と人間社会との関係について考察する手助けをします。この本展は、2025年の8月23日から11月30日まで神戸六甲の六甲高山植物園で開催される予定です。

体験を通じて感じる自然の循環


《しらす、山に昇る》はただのアート作品にとどまらず、観客が自らの感覚で自然を体験し、環境への理解を深める場を提供します。観客はしらすのトルネードの中に身を置くことで、六甲おろしによる大気の動きと自身の存在がどのように関連しているのか、広範な環境要素のつながりを意識することができます。

また、風のデータはウェブサイト上で一般公開され、誰でもアクセスできるオープンデータとして提供されます。これにより、広範な地域の自然環境についての理解が深まり、さらに環境への関心が高まることでしょう。データ公開のプロセスもアートプロジェクトの一環として位置づけられ、草の根的な地域の問題提起となっています。

プロジェクトの背景と意義


「風の環」は、私たちの目に見えない存在への関心を広げることを目指しています。特に、神戸六甲ならではの「六甲おろし」という自然現象の神秘を掘り下げ、その重要性について考えるきっかけを提供しています。このプロジェクトを通じて、自然と人間社会の相互作用に目を向けることができるのです。

また、本作品は地域の漁師や木材加工のプロフェッショナルとの協働の賜物であり、地域の特性を活かしながら新たなアート作品を創出しています。その中で、漁業活動や森のメンテナンスを通じて得られる知見をアートに昇華させ、より深い地域の文脈を反映させることを目指しました。作品自体が発信するメッセージは、地域コミュニティが重要であることを浮き彫りにしています。

イベントの詳細


本アート作品に関連したワークショップやディスカッションイベントも行われる予定です。2025年9月13日(土)には、しらす干しやちりめんじゃこに混ざる他の生物を探すワークショップが開催され、幅広い年齢層が参加して楽しむことができるイベントとなっています。また、11月1日(土)には、風のデータを基にしたパネルディスカッションも行われます。これらのイベントは、アートを介して地域の自然や環境について深く考える機会を提供します。

このプロジェクトは、アートという形式を通じて人々を集め、地域の自然環境への理解を深める方法となっています。私たちは、ぜひ多くの方々に足を運んでいただき、この新しい体験を共有し、地域のつながりを感じていただければと思います。今後も、風の環の活動を通じて、神戸六甲の魅力や自然の大切さを再発見していくことを楽しみにしています。


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